「誇れる日本食」
世界中の食事を見て回ると、けっこう多種多様な調味料があることに気が付く。
そして日本古来の調味料と見比べてみて気が付くことがあるんです。
元々日本では砂糖という物も無く、伝来当初は薬として使われていたほどだし、お出汁だって昆布やいりこを煮出すとか素材をそのまま使った形でとるようになっている。
混ぜて作られるソースやドレッシングのような物はほぼほぼ無いのである。
そしてこれは世界でも共通していることだが、特に香辛料(ハーブ類)は健康や防虫の為に使われる薬草としての役目が大きかった。
湿気が多く物が腐りやすい風土があったにせよ、その土地柄を活かした発酵というシステムをうまく取り入れた、とても健康に良く理にかなった食材なのだ。
通常同じ物を毎日食べていると、栄養バランスが崩れて食べ飽きてしまったりおいしく感じなくなってしまう。
特に味噌汁等は、毎日食べても飽きが来ないという不思議な特性も持っている数少ない食材(調味料)の1つなのだ。
これはビタミンやタンパク質や酵素といったよく意識されているものだけではなく、ミネラルや乳酸菌といったものまで総合的に摂取出来る万能食材だという証明でもあるのでは無いだろうか。
私は、できるなら全国一律同じ物を売っているメーカー品では無く、その土地で産まれその土地で育ち、その土地に適応してきた地元味噌や手前味噌(自分の菌を使って作った自作味噌)だけでなく、各地の「酒」「醤油」「みりん」「お酢」、そしてその土地の「塩」や「食材」を食べてその土地に適応した食事をとって欲しいと願う。
なぜならそれは、先人達がその土地で生きていくのに何世代もかけて生み出してきた経験という知恵の結晶なのだから。
