同い年のいとこの治療の経過(22歳、女)
6月に精神科へかかりました。体調不良、不眠、食欲不振etc.
最初の処方は
パキシル10mg 1T
ハルシオン0.125mg 1T
ロヒプノール1mg 1T
他、胃薬
毎週、いとこの母親からメールで知ります。本人は学生、今年度で卒業。
いとこなので性格も良く解る。
最初の診断ではうつ病
正直パキシルは年齢的にちょっとと思ったけど飲めるようなので様子見。だけど、寝起きが悪いと...
初めていきなりロヒプノール飲めばねぇ...ハルシオンだけにしてみるようにすすめる。
1週後
パキシル10mg 2T
ハルシオン0.125mg 1T
パキシル増量様子見。ロヒプノールは残るためやめる。食欲が増進しているらしい。それはパキシルの作用と伝えた。ただ、眠れない時はロヒプノールを飲んでも大丈夫か聞かれたため、半錠にしてみれば言う。
更に1週後
パキシル10mg 3T
ドグマチール50mg 1T
ハルシオン0.125mg1T
更に増量。パキシルは夕食後で吐き気を止めるためにドグマ追加。眠いようである。一般的にパキシルは眠くなることを伝える。
診断もうつ病から社会不安障害、対人恐怖症などとされたらしい。不安系統の分類。
正直社会不安障害ではないと言える。ライブなんかにも普通に行くし、生真面目で責任感も強く人前も平気。
当然うつ病でもないと思う。希死念慮がないし、自分も責めることはないし、むしろ周りの環境を悪く言う。
今風にいえば、非定型うつとかの色彩もあるかもしれないけれど、過去からみると
完璧主義→強迫神経症→適応障害
そういった流れが自然に見える。
完璧主義の根底には良い子で居ようとする不安がある。ベースは不安。
2週後
レキソタン1mg 3T
パキシル10mg 2T
マイスリー5mg 1T
寝る1時間ほど前になるとテンションがあがっているとのメール。
ピンときた。薬を教えてもらうとやっぱりマイスリーだ。
眠剤については彼女にマイスリーは投与しないほうが良いと助言していたのに。
すぐさま、マイスリーをやめさせた。医者がOK。
しかし、レキソタンが毎食後。パキシルは1週挟んで10mg減薬。
彼女の様子を教えてもらうと、とにかくだるくて学校も休んでしまうらしい。脱力感あり。
レキソタンによる脱力だと思うと伝える。彼女はとにかく虚弱体質で弱いのだ。
1mgのレキソタンとは言え、初めての安定剤にしては強い。
何よりも主症状が薬で消えてしまっているように思える。薬によるだるさが前面に出ていそう。
処方的には神経症的要素が大きいと思うけど、レキソタンは朝、夕でもいいような。
パキシルの効果はどうなのか不明。
ただ言えることは、デプロメール(ルボックス)のようなマイルドな抗うつ薬の方が彼女には良いのかもしれない。
強迫、不安にはデプロメールの方が勝るし。
体調の悪化が続くようだったらセカンドを受けても良いし、転院しても良いと伝えておいた。
ずっと7日通院って...
マイスリーはテンションあがっちゃうのですよね。彼女は急性のアルコール中毒にもなった経歴があるし、何かに依存して不安を消したい要素が見える。というか2時間話した。
色々考えて眠れないみたいだし。
薬を飲んですぐに横になっているのかは解らないけど、ハルシオンを変えるならレンドルミンとかアモバンあたりで抜けが良さそうだと思う。アモバンは苦いけど...
あとはデパス1mgもありかな。
