現世には約63億の人々が昼夜、種の保存を含めた生命活動を送っている。我々は死後の世界に視点を置くことは先ずないが、死後の世界も含めて、これまでの人類を歴史的に概観し、上図のような直角三角形として捉えてみた。直角三角形全体はこれまでに生を受けた全ての人々の集合である。暗い部分は既に他界した人々、右上部の白い三角形は現世(今)を生きる人々だ。

 

歴史の経過と共に、全体の三角形は右→へ、上↑へ、とゆっくり拡がって行く。そして白い三角形をその頂点で上手に先送りしていかねばならない。考えてみればその営みも奇跡的なことだ。

 

また他界から現世に連絡する手段が見つかっていない為、他界のことを現世で知ることは不可能である。しかし現世のことは分かる。私の知る現世はエゴの戦場で、巧みに正当化された弱肉強食が成り立つ世界である。果たしてそんなに魅力溢れる世界なのだろうか?と思ったり・・・。他界については宗教が色々と述べてきたところである。