最速観賞。前夜祭に参加しました。




【あらすじ&概要】
R指定ながら全世界で大ヒットを記録した異色のヒーロー映画「デッドプール」の続編。
マーベルコミック「X-MEN」シリーズに登場するキャラクターで、人体実験により驚異的な治癒能力と不死の肉体を得るが、醜い身体に変えられてしまった元傭兵のウェイド・ウイルソン/デッドプールの活躍を描くアクションコメディ。
最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成するが……。ケーブル役をジョシュ・ブローリンが演じ、モリーナ・バッカリン、ブリアナ・ヒルデブランド、T・J・ミラーら前作のキャストが続投。忽那汐里が新たに参加している。監督は「アトミック・ブロンド」のデビッド・リーチ。


2018年6月1日公開
5月31日前夜祭全国TOHO系にて開催



【★★★★(4.5)】
俺ちゃんはやっぱサイコー!!

タブーなしのジョーク連発!ダレない面白さ!




【感想】
とりあえず前夜祭に参加出来て最高。

ネタバレは無しだが、

とりあえずジャパニーズピーポーには忽那汐里はちゃんと可愛いかったと朗報を送りたい




ユキオという役は愛されキャラだし、次回があればまた出演ありそう。
今回もなにげに重要な局面で重要な役割をさりげなくこなしています。


えー、
デップーは特に要素が多くて…でも予備知識なんてなくても楽しめるのも魅力

とはいえあって邪魔なことはない。

知ってお得な知識としては、
ライアン・レイノルズは俳優として苦節があった。ということ。

ヒット作に恵まれなかった彼はX-MENシリーズにデップー役で出演した際も口を塞いだ状態でデップー特有の良さを発揮出来ず、DCの人気キャラグリーンランタン実写化で主演するもヒットせず、とかつてはライアン・ゴズリングと並んでというか比較されたりもあったがラ・ラ・ランドなんかで圧倒的にキャリアに水を開けられた感があった彼の賭けでもあり、リベンジ作品でもあるという。


そしてデップーは不死の能力を通してとても自由であるということ。
あらゆる差別から、自他の生死や常識から解放された存在であること。
しかし彼にも人生があり苦悩があり愛すべきものや憎むべきものがあるということ。
超人の中の人間的な部分。これが物語としては重要で、

しかし一方では自由すぎる発言は「第4の壁」を突破し、観客に語りかけたり設定や基底現実の話をしたりするということ。
ギャグやジョークの面でいうとやはりこのあたりは「テッド」と共にかなりのぶっちゃけっぷり。最高です。


あと、今回の敵役となるケーブル演じるジョシュ・ブローリンは「アベンジャーズ」最新作インフィニティウォーでサノス役を演じていること、彼の(一時期の)母親は女優で歌手であること。




さて、事前知識以外で見所となると個人的にオススメなのは
デップーの新たなる仲間ドミノ。
そして忽那汐里の可愛いさ。
ドミノの能力と某漫画。
古典的な、間違いないラス前シーン。
今回も音楽の使い方、最高です。
何より今回もテンポよし。
ウェット過ぎず明る過ぎず、音楽や特殊効果に頼り過ぎず、そして尚且つバランス良し。全部が中途半端…にはならず、それぞれをしっかり感じて満足させてくれます。



そして細かいところは何度か見ればいいじゃない。とにかく何も考えず観ればわかる面白さ。
ウェットに流れない「ならではさ」。

「1」を観た方ならわかると思うが、実は他のヒーロー同様「超人」であるデップーは辛くて重くて暗い過去を持っているが、他のどのヒーローよりもそれを感じさせない、考えさせないカラッとした性格。それが個人的に最高です。


そして追記程度だが、わずかに気になった障るポイントとしては中盤にある、予告編でも出てくる「X-フォース」の出動シーン。

その尺と間かな。


いや、でも、充分に楽しめました。

劇場も何度かドッと沸いてましたね。
特に最後の最…おっと、ネタバレはデップーに止められてますから。

以上。