Amazonプライムビデオにて観賞




【あらすじ&概要】
スゴ腕の熱血漢だが上司からは見放されている若い刑事が麻薬組織を相手に大活躍するというアクション。
製作はドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマー、エグゼキュティヴ・プロデューサーはマイク・モーダー。監督はマーティン・ブレスト、脚本はダニエル・ペトリー・ジュニア、原案はダニーロ・バックとペトリー・ジュニア、撮影はブルース・サーティーズ、音楽はハロルド・フォルターメイヤー、編集はビリー・ウェーバーとアーサー・コバーンが担当。出演はエディ・マーフィ、ジャッジ・ラインホールドなど。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は金田文夫。テクニカラー、ビスタサイズ。1984年作品。
(映画.comより引用)


1984年
105分


【★★★(3.5)】
久々に観たけど良い。

コメディ過ぎない良さがある。



【感想】
みんな大好きエディ・マーフィーである。

彼の出世作がこのビバリーヒルズコップ。

とにかくよく喋る。頭も切れるし口も達者なアクセル刑事。面白くてカッコいいなんて最高じゃないですか。


昔テレビでやってるのを観た気がする。その当時は勿論、吹き替えで観てましたが、今回は字幕で。
吹き替えはテレ朝版だと富山敬さん、配信版だと山寺宏一さんみたいですね。

アクセル刑事のとにかくユーモラスな喋りと捜査の手際。
でも周りは振り回されつつも静かに温度が上がってくるカンジで、ちゃんとハードボイルドな刑事モノの空気感がベースになっていて観ていて白けない。
登場人物全体がガチャガチャしたギャグ感に包まれると観ていてしんどい時ありますよね。
それが滑りまくってたりした日には全く乗れなくて…なんかTAXI4を思い出しました。


監督はミッドナイト・ランなどのマーティン・ブレスト

企画当初、リチャード・ドナーが監督する予定であった。マーティン・ブレストは当初、監督になることを嫌がっており、製作陣の熱烈なアプローチに対し、「コインで表が出たら引き受ける」と提案、結果コインは表が出てしまい、ブレストは監督を引き受けた。
(Wikipediaより引用)

リチャード・ドナーといえば偉大な作品を監督しまくっている。トワイライトゾーン、オーメン、スーパーマン、グーニーズ、リーサルウエポンなどなど…
その代わりに監督するなんて名誉なことです。結果大ヒットだし、コインに感謝しないとですね。


ちなみに、
企画当初、シルベスター・スタローンが主演する予定であったが、スタローンの要請で、脚本のノンコメディ化、名前をコブラに変更などされたが、予算の都合でエディ・マーフィと交代することになった。その脚本をさらに書き換えたものがスタローン主演の『コブラ』である。
次回作『ビバリーヒルズ・コップ2』にて、ローズウッド刑事の自宅に映画『コブラ』のポスターが貼られている。また『ビバリーヒルズ・コップ2』には、スタローンの当時の妻ブリジット・ニールセンが出演している
(Wikipediaより引用)


あと、

ダグラス・トッド警部を演じたギルバート・R・ヒルは俳優ではなく、本物のデトロイト市の警察官。階級は警部補。ロケハン時に監督の目にとまり、本作で映画に初出演を果たした。
(Wikipediaより)

警察官がちゃんと役名のある形で映画出演なんて、そんなことあるんですね。


なにはともあれ面白い作品でした。
面白過ぎない良さがあります。1980年代中盤に作られた作品らしい盛り上がりを感じます。

以上。