Amazonプライムビデオにて観賞。




【あらすじ&概要】
前作「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」から直接続くシリーズ3部作の完結編。
不慮の事故が発生し、ドクの乗ったデロリアンが1955年から1885年の世界に飛ばされてしまう。その直後、マーティのもとに1885年のドクが出した手紙が届く。ドクの無事を知ったマーティだったが、ふとしたきっかけで70年前のドクは手紙を出した1週間後に死んでしまうことを知る。1955年のドクに協力を求めたマーティは、1885年にタイムスリップ。ドクを死の危機から救うが、デロリアンは故障。ガソリンもない時代にデロリアンを走らせるため、蒸気機関車を利用する手を思いつくが……。
(映画.comより引用)


1990年
119分



【★★★(3.5)】
続編としては2と3を合わせて評価すべきか。

「3」単体では普通に面白い。



【感想】
馬は良い。

機関車も良い。



ストーリーとしてはビフとの決闘シーンが少し気になったかな。

お約束的な落とし方をする為に少し冗長に感じられたし、拳銃を使わなかったことが後々…みたいなのが別になかったので少し拍子抜けした。


あとはピースメーカーを上手く操って射撃の腕を見せたあとの
「素晴らしい腕前だ、どこで訓練を?」
「セブンイレブンさ」
が意味わからなかったですね。
吹き替え版だと分かりやすく差し替えられてるのかな


それ以外はやはり安定のクオリティ。
安心して楽しめました。

しかし当たり前っちゃ当たり前ですが前作、前々作を観ていて…という続編モノの興奮が前提となる部分がやはり多くて、

そういう意味では「1」のスマッシュヒット、そして「2」「3」はセットで語るべきで、

偉大なる「1」は完結性と完成度の高さ、

「2」、「3」はその発展継承としての世界観の広がりの素晴らしさ。
そして「1」とも連携するという点も。

まさに公開当時の80~90年に相応しい科学の可能性への礼賛。未来を担う子供たちへの明るい未来を見せる映画として本当に素晴らしい。


尚且つ、シリーズを通して映画的に興奮する見せ場は似たような場面が多いのに飽きずに魅せる演出。
「間に合うのか合わないのかドキドキ」
そして音楽の使い方も。

映画の基本が詰め込まれている気がしました。

まさに不朽の名作です。


以上。