Amazonプライムビデオにて観賞。






【あらすじ&概要】
「闇金ウシジマくん」で知られる真鍋昌平のコミック「SMUGGLER」を、「鮫肌男と桃尻女」の石井克人監督が実写映画化。
役者志望のフリーター・砧涼介は、借金返済のために日給5万円の高額アルバイト「運び屋(スマグラー)」を始めるが、運んでいるものが暴力団組長の死体と知り、暗殺者に追われることに……。
主演は妻夫木聡。永瀬正敏、松雪泰子、満島ひかり、安藤政信らが共演。
(映画.comより引用)


2011年公開
114分


【★★★(3.5)】
強烈な「痛い」描写が満載。役者陣も良い。

主人公の謎覚醒、マシンガンを避ける背骨。一気に漫画になっていく。



【感想】
苦笑いの似合う妻夫木聡、
渋い永瀬正敏、
変態な高嶋政宏、
ゾッとする怖さの安藤正信、

素晴らしい。


「闇金ウシジマくん」でお馴染み真鍋昌平の原作、「鮫肌男と桃尻女」の石井克人が監督らしく、
グロくて薄ら暗い世界観で繰り広げられる物語。

バイオレンス、そして殺人。


スローを使った「痛み」の描写が重くて、作品性が冒頭から色濃く出ています。
2011年の作品なので演出は「ちょっと前」感がありますね。

主人公が陥るドロドロした世界はどこまでも深く、真鍋昌平作品の特徴「思ってたより最悪」にどこまでも引きずられていきます。


映画としては後半まで丁寧に、リアリティーラインが基底現実にある重い演出でズルズルと転落していく運命を描き、
後半部のあるポイントで主人公が覚醒すると一気にリアリティーラインがフィクショナブルに…


映画内の物語としては結構な急展開。ツッコミどころ多いです。

追い詰められたからって覚醒し過ぎやろ主人公。
そこまでのポテンシャルは伏線ナシでええんか?

助かった後、なんでまぁまぁ元気に歩けてるの?
なんで松雪泰子はベヨネッタみたいなの?



真鍋昌平作品が得意じゃないのもありますが、観終わってみると最後の最後で乗れなかったなぁ…と。


以上。