Amazonプライムビデオにて観賞。




【あらすじ&概要】
B級映画の帝王ロジャー・コーマンが1975年に製作し、カルト的作品を誇る「デス・レース2000年」を、自らの製作でリブート。
人口が増加の一途をたどる近未来。歩行者をひき殺すとポイントが加算される恐ろしいルールの「デス・レース」が開催されていた。凶暴なレーサーたちが歩行者を容赦なくなぎ倒していく中、人気レーサーのフランケンシュタインだけは、他のレーサーたちとどこか違っていた。
フランケンシュタイン役に「ホビット」シリーズのマヌー・ベネット。共演に「時計じかけのオレンジ」のマルコム・マクダウェル。「フランクとシンディ」のG・J・エクターンキャンプが監督・脚本を手掛けた。
(映画.comより引用)

2016年公開


【★★(2.5)】
極上のザ・B級体験。

いかにもくだらなくてドライブ♪ドライブ♪キル♪キル♪


感想
B級映画です。いわゆるひとつの。

ロジャー・コーマンはB級映画の帝王と呼ばれた監督、プロデューサー。
彼の自伝に「私はいかにハリウッドで100本の映画を作り、しかも10セントも損をしなかったのか」がありますが、
低予算、早撮りが得意で低俗なB級映画をドライブインシアター向けに製作。

後世まで残るような名作てはなく使い捨ての消費作品を多数輩出したのですね。

しかし功績の一つとして、そうした低予算作品製作の為、安いギャラで使える大学の映画学部を出たばかりの若者や俳優を目指す若者などを使い捨て目的で多数起用。
結果的にはそれがキッカケで映画人としてのキャリアをスタートさせた著名人が数多く産まれたというから映画史を紐解く上でも彼を語ることは避けられないのである。
代表的なところで、スティーブン・スピルバーグ、ジェームズ・キャメロン、マーティン・スコセッシ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン、ロバート・デニーロ、ロン・ハワード、ガス・ヴァンサントなどなど…

とても面白いポジションの人ですよね。


そんな彼のカルト的人気作品「デス・レース2000」のリブート(?)が今回の映画。
2000の出演者にはなんと、シルヴェスター・スタローン!!ロッキーでのブレイク直前です。



んで!今回の映画が面白いのかどうか。

感想を簡潔にまとめると「B級映画だからね」となるのだが…

B級の定義は難しいのでまぁいいとして、

ちょっと面白い嫌いじゃないのよね。


チープで大事なところが薄かったり無理矢理な展開だったり

ええのよ 細かいことも 大まかなことも

B級映画は楽しんだもん勝ちやね。


以外とオススメです

以上。