Amazonプライムビデオにて観賞。
【あらすじ&概要】
「仮面ライダー」45周年を記念して製作された劇場版で、仮面ライダー1号/本郷猛を演じた藤岡弘、が44年ぶりに仮面ライダーとして主演を務めた。45年前に悪の秘密結社ショッカーによって改造人間にされた本郷猛は、長年にわたり、日本そして海外で悪と戦い続けてきた。ある少女の危機を知り、急遽日本に帰国した猛は、仮面ライダーゴースト/天空寺タケルら仲間たちと出会い、仮面ライダーに変身し、ショッカーに立ち向かう。本郷猛役の藤岡は企画段階から本作に参加。大杉漣が「劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」でも演じた宿敵・地獄大使役で出演。
(映画.comより引用)
2016年公開
【★★★(3.0)】
本郷猛!いやさ、藤岡弘、!
藤岡弘、を愛でる半笑い映画
【感想】
なんというバランスなのか。
東映が仮面ライダー45周年のタイミングで放つ原点回帰映画。
初代仮面ライダー/本郷猛こと藤岡弘、を主演に迎えて
現代の最新ライダー・ゴーストと交流し魂の継承、闘うことの本質を問う。
そのコンセプトや良し!
しかしバランスが悪い!!
ゴースト組と1号組でアクションの見せ方などは変えるべきだった。
カチャカチャとせわしなく動くカメラ。
ワイヤーの多いアクション。
1号は老齢(藤岡弘、は69歳)。体格の変化もあり新デザインに変わったライダースーツ。
若手と同じ土俵で戦わせてどうする。
もっとゆったりと力強いイメージでいいのだ。
それが今の1号の筈。
技の1号と呼ばれたのももう昔。もっと今の闘い方ってのを見せてほしかったな。
そしてストーリー的にも内容詰め込み過ぎ!!
ショッカーの分裂、なぜ生命は尊いのか、ゴーストの成長、本郷猛の葛藤(?)
ネタバレ含んでしまいますが、
細かいところ、シーンが飛びすぎです。
特に本郷猛が一度死ぬシーン。前フリ弱すぎるやろ。
いきなり授業やらも。
以下、感想も飛び飛びにいきます
⚫藤岡弘、の顔面強すぎるやろ~
地獄大使/大杉漣が出てきた時に、やっと藤岡さんと等格に見れる人が出てきてくれたと思いましたよ。
⚫シュイーンって1号の変身起動音みたいなの使いすぎ。
⚫ゴーストさんとスペクターさんの平成ライダー変身いらんよ。
なんか安いコスプレみたいでダサいし。
⚫ノーヘル気になる。
⚫ゴーストのオバケ人形みたいなのワンシーンだけ出てこないで。
⚫藤岡弘、の話するときの距離感近すぎない?
⚫藤岡弘、の変身シーンはカッコいい。
まぁ、つまり ツッコミどころは満載。
しかし観て良かった。
結局嫌いじゃないんだよ仮面ライダー。
(レビューは書かないけど仮面ライダー映画は割と観てます。)
以上。