同じクラスのショーンの恋のアタックから逃れようにも困難をきたしているペー子(長女)、クリスマスイブの日中、ピンポーンのチャイム。 ショーンがクリスマスプレゼントを持ってやってきました。過去数回の突然の自宅訪問や電話攻撃は「風邪」とか「勉強中」とかわしたペー子でしたが、今回はプレゼントを持ってきたことだし、応対にでる。「メリークリスマス!」と言って帰っていきました。本人は最初はこんなのいらない捨てると言っていましたが(なら、突き返せよ!)、開けてびっくり。 贈り物はミュージカル「オペラ座の怪人」の音楽の楽譜のコピーでした。本人は映画を見たりブロードウェイで生で鑑賞してきて大好きで毎日CDを聞いていて、楽譜もほしいと言っていたので、まさにほしいものを贈られれたわけです。「別にオペラ座の怪人を見たとはショーンには言っていない」と言っていましたが、多分クラスの出来事の報告かなんかでこのミュージカルを見に行ったことを話て彼が記憶していたのでしょう。子供ながらに何かを買ってきて渡すのではなく、相手のことを考えてすきそうなものを探して集めてプレゼントを贈る....アメリカの子供達でもこんなことができるなんてと我々両親のほうが感動してしまいました。 こういったものが心のこもった贈り物なのね...。そんなわけで受け取ったペー子もまんざらではなく、お礼のe-mailを早速送っていました。ただ、よく見ると楽譜のコピーは端がきちんとコピーされていなく、脱落があり、また贈り物は他にもあり、ダイヤ風の指輪とルービー系のイヤリング...。まあ、この辺はまだ子供でしたね。「アクセサリーは見なかったことにしましょう]と家族で合意しました。 ショーンのアタックもまだまだ続きそうです。

この時期のクリスマスプレゼントを贈る習慣はじつにまあ色々と世話になった人に送ります。ゴミの収集担当者にはお金を入れた封筒をゴミ箱にくっつけて、郵便の配達人にはポストに入れて、スクールバスの運転手などです。いずれも10ドル程度の現金か、商品券ですが、向こうもなれていてクリスマスカードをおいていってくれます(プレゼントに関わりなく)。学校の先生にもちょっとしたプレゼントにカードを添えて。 ペー子は学校の先生には折り紙を作ってプレゼントしていました。 普段何気なしに世話になっている方々にちょっとしたお返しをする時期で、みんなハッピーな気分になれる日でした。 私は日中映画「Love Actually」をTVで見てよりハッピーに!!