ミネソタ、ウィスコンシン州の二日目は寒い寒い。日中でも最高気温が15℃でした。帰りのラクロスからフライトは案の定、シカゴ周辺の急な天候悪化で遅延。どうも今週前半にルイジアナを襲ったハリケーングスタフの低気圧がはるばるイリノイまでやってきたようです。
結局出発がは1時間半遅れ、シカゴ上空で30分の旋回待機、ランディング後にゲートが空いていないからと更に30分待って、結局シカゴ到着は2時間半遅れでした。 遅れるのは仕方がないけど、いつも遅延のアナウンスがないのは何とかなりませんかねえ?航空会社さん。 
ラクロス空港では「シカゴからの乗り継ぎはみんな遅れているから心配しないでね?」などと地上係員から言われていらものの心配。写真はラクロス周辺のミシシッピー川。川とは思えない広大です。しかもミネソタ、ウィスコンシンなんてまだ川の上流付近。アメリカの自然には驚かされます。
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シカゴに着いたら、やはりひどい天気。雨が強いだけでなく、視界が非常に悪い。これじゃあフライトに支障がでますわ。欧州行きのジャンボや777がエンジンの排気で巻上げられた雨が霧になりその中を離陸していきました。これあ小さな飛行機では離着陸は難しいです。
ユナイテッド航空フィラデルフィア行きへの乗り継ぎの状況はシカゴにランディング後にすぐに機内でブラックベリーからネットにアクセスして運行状況を確認。 

え?たった今定刻通りに出発した!!。フライトの遅延が多い中どうして私のフライトは定刻なの??

方がないので次のフライトを探すことに。ユナイテッドのラウンジにて変更手続きを。「えーと次のフライトは満席ね。その次はOKよ。4時間後ね!」。え、何と更に4時間待ち!!。「何とか次のフライトに乗れないの?」とごねる。「じゃあキャンセル待ちに入れておくわよ」。
そうか、そんな手があったのね。 こいうった天候不良で遅延やキャンセルが多い場合は乗り継げない人もたくさんでるのでキャンセル待ちでも乗れる可能性があるのです。
1時間半後のフライトのキャンセル待ちにチャレンジしました。ユナイテッド航空はゲート前のスクリーンにキャンセル待ちやアップグレード待ちの人の状況が表示されます。今回は私の予定のフライトの1本前がキャンセルになったせいもあり、キャンセル待ちは40人もいます。 キャンセル待ちリストに私の名前(イニシャル)は...あった、あった1番目!!。 さすがスターアライアンスゴールドメンバーはキャンセル待ちを最優先に扱ってくれます。 おかげで見事キャンセル待ちで座席を確保。しかもプレミアムエコノミー席。今回ほどゴールドメンバーであることにありがたみを感じたことはありませんね。
ただ、注意するのは常にゲート前で待機していること。ラウンジでのんびりしていると名前を呼ばれてもスキップされてしまいます。
ボーディングは30分遅れ。全員が搭乗したところでアナウンス、

「クルー(パイロット)がいませんので、飛べません!!」。

おいおい、客を先に乗せて操縦士は最後に乗るのか!! でもこういうのはこちらではよくあるんですよ。操縦士不在のための遅延というのが。過去に2度経験しています。15分後に「クルーがやってきました!」のアナウンス。機長と副操縦士は乗客に拍手で迎えられる。 皆さん午後8時を過ぎたのにまだ陽気です。
おかげで出発は1時間遅れ、フィラデルフィア到着はちょうど0時でした。結果的に2時間遅れなので、まあこのシカゴ周辺の悪天候で当日帰れたのでよかったです。フィラデルフィアは快晴でしかも
暑い。今週末はハリケーン ハンナがバージニア近くまで来るとの予想でLongwood Gardenの有料花火大会の開催が心配です。