日本で免許を取得している人でもアメリカに来ると学科と実地の試験を受けて運転免許を取得する必要があります。国際免許は1年間しか有効ではないし、運転免許証は財布にはいる身分証明書ですので取得すると絶対便利です。私は社会保障番号を取得後すぐにそれぞれ一発合格!で取得しましたが、問題はピーコ(妻)です。彼女も運転免許取得のためようやく重い腰を上げてくれました。まずは必要書類。日本と違って戸籍や住民票なるものがないので準備する書類が特に外国人にはやっかいです。 パスポート、ビザ、I94出入国カードはもちろんのこと、L2ビザで滞在している同じ会社内での海外赴任者の家族には以下の書類が必要です。
- Danial Letter(社会保障番号、SSNが取得できない証明書)
- L1ビザを持っている家族の会社の雇用証明書
- 居住を証明するもの2つ以上(氏名、住所が記載された公共領収書など)
これはペンシルベニア州の例で、州によって必要書類は違います。
Danial Letterはデラウェア州NewCastleにある社会保障事務所に行って20分待ちで取得。意外と簡単でした。これにはパスポート、I94,居住を証明するものを忘れずに
居住を証明するものは銀行の口座残高のレポート(こちらはひとつの口座で複数のカードが作れて連名もできます。これはピーコの名前と住所が載っているのでばっちり)。問題はもうひとつ。探したあげく、宅配便の送り状....これでOKかは心配、交渉しだいね、と腹をくくる。
問題は学科の試験ね。20問あり、17問以上の正解で合格です。コンピューターの画面を見て4択です(辞書持込OK)周りの人からは意外と落ちている話を聞くので、英語が不得意のピーコは心配。まあ、それ以上に交通ルールの理解度に私はより心配。 ピ「Passingとはどういう意味」、プ「あ、それは追い越しのこと」。プ「日本だとセンターラインが白の点線だと追い越し。。。」、ピ無言。。。。。ピ「私追い越ししたことないからルール知らない。日本のルールをここで持ち出すな。。。。」、プ「日本の教習所で習っただろう?、ピ「馬鹿にして、もういい、聞かない」。。。。と喧嘩になり私の指導は何度も中止。 ちなみにアメリカはセンターラインはすべて黄色。黄色の点線は追い越し可です。さらに一方通行でも、中央側(左側)のサイドラインは黄色になります。黄色のラインを常にみていれば今一方通行なのか、どこが左右車線の境目なのかもわかります。赤信号で右折は可能ですが、だめな場合は表示があるし。。。細かいところで日本とルールが違うので、十分に勉強して試験にチャレンジされるかたは望みましょう。教本だけではく免許センターのホームページには過去の問題の事例集も沢山載っているのでこれも十分にやっていきましょう。ちなみにこのペンシルベニア州の教本は面白いです。たとえば、飲酒運転に関する記述でも「ビール1本を1時間程度のペースで飲めば、この血中アルコールの基準時は超えない....」...「運転の荒いドライバーにはできるだけかかわらない....」いいアドバイスありがとう!!
さて、喧嘩以降私からの講義の機会はなくなりましたが、私からプレッシャーを与えたせいか、彼女なりには勉強を沢山したようで、試験に望みました。 結果は。。。。全問正解!!!!!! いつの間にか試験問題は18問に減っていたようですが(ピーコの話なので未確認)。 とりあえずご苦労様でした。ちょっとだけ見直しました。
次は実地試験が待っています。
ペンシルベニア州には縦列駐車が試験項目ですので、ピーコにとっては学科以上に困難を極めそうです。そのために(本当にそのために)こちらでの彼女のために買った車はホンダ フィットなのですから、是非ともがんばっていただきたい。実地試験はWebで予約して9月3日になりました(約3週間待ち)。
ちなみにこの縦列駐車の試験、意外と落ちていますよ。 本日も彼女の手続きを待っている間に見学していましたが、約7,8人トライして、3人ぐらいは不合格でその場で試験中止でした。ほとんどのトライしていた人は高校生(こちらは16歳から取得可)でしたが、ある女の子は試験が始まったらすごい勢いでバックして、縁石にぶつかり、そこで試験終了。あっという間の3秒間の出来事でした。私が受けたときはレンタカーで一番小さい車を借りて試験に臨みましたが、私の前の高校生の女の子は両親のばかデーッカイSUV(日本のランドクルーザーより大きい)。その子は縦列駐車コースを設定しているドラム缶やポールをみんななぎ倒して10秒で試験中止になっていました。ありゃすごかった。
来週からは縦列駐車の特訓が始まります...まだ道のりは長いです...また喧嘩になるだろうな......。
- Danial Letter(社会保障番号、SSNが取得できない証明書)
- L1ビザを持っている家族の会社の雇用証明書
- 居住を証明するもの2つ以上(氏名、住所が記載された公共領収書など)
これはペンシルベニア州の例で、州によって必要書類は違います。
Danial Letterはデラウェア州NewCastleにある社会保障事務所に行って20分待ちで取得。意外と簡単でした。これにはパスポート、I94,居住を証明するものを忘れずに
居住を証明するものは銀行の口座残高のレポート(こちらはひとつの口座で複数のカードが作れて連名もできます。これはピーコの名前と住所が載っているのでばっちり)。問題はもうひとつ。探したあげく、宅配便の送り状....これでOKかは心配、交渉しだいね、と腹をくくる。
問題は学科の試験ね。20問あり、17問以上の正解で合格です。コンピューターの画面を見て4択です(辞書持込OK)周りの人からは意外と落ちている話を聞くので、英語が不得意のピーコは心配。まあ、それ以上に交通ルールの理解度に私はより心配。 ピ「Passingとはどういう意味」、プ「あ、それは追い越しのこと」。プ「日本だとセンターラインが白の点線だと追い越し。。。」、ピ無言。。。。。ピ「私追い越ししたことないからルール知らない。日本のルールをここで持ち出すな。。。。」、プ「日本の教習所で習っただろう?、ピ「馬鹿にして、もういい、聞かない」。。。。と喧嘩になり私の指導は何度も中止。 ちなみにアメリカはセンターラインはすべて黄色。黄色の点線は追い越し可です。さらに一方通行でも、中央側(左側)のサイドラインは黄色になります。黄色のラインを常にみていれば今一方通行なのか、どこが左右車線の境目なのかもわかります。赤信号で右折は可能ですが、だめな場合は表示があるし。。。細かいところで日本とルールが違うので、十分に勉強して試験にチャレンジされるかたは望みましょう。教本だけではく免許センターのホームページには過去の問題の事例集も沢山載っているのでこれも十分にやっていきましょう。ちなみにこのペンシルベニア州の教本は面白いです。たとえば、飲酒運転に関する記述でも「ビール1本を1時間程度のペースで飲めば、この血中アルコールの基準時は超えない....」...「運転の荒いドライバーにはできるだけかかわらない....」いいアドバイスありがとう!!
さて、喧嘩以降私からの講義の機会はなくなりましたが、私からプレッシャーを与えたせいか、彼女なりには勉強を沢山したようで、試験に望みました。 結果は。。。。全問正解!!!!!! いつの間にか試験問題は18問に減っていたようですが(ピーコの話なので未確認)。 とりあえずご苦労様でした。ちょっとだけ見直しました。
次は実地試験が待っています。
ペンシルベニア州には縦列駐車が試験項目ですので、ピーコにとっては学科以上に困難を極めそうです。そのために(本当にそのために)こちらでの彼女のために買った車はホンダ フィットなのですから、是非ともがんばっていただきたい。実地試験はWebで予約して9月3日になりました(約3週間待ち)。
ちなみにこの縦列駐車の試験、意外と落ちていますよ。 本日も彼女の手続きを待っている間に見学していましたが、約7,8人トライして、3人ぐらいは不合格でその場で試験中止でした。ほとんどのトライしていた人は高校生(こちらは16歳から取得可)でしたが、ある女の子は試験が始まったらすごい勢いでバックして、縁石にぶつかり、そこで試験終了。あっという間の3秒間の出来事でした。私が受けたときはレンタカーで一番小さい車を借りて試験に臨みましたが、私の前の高校生の女の子は両親のばかデーッカイSUV(日本のランドクルーザーより大きい)。その子は縦列駐車コースを設定しているドラム缶やポールをみんななぎ倒して10秒で試験中止になっていました。ありゃすごかった。
来週からは縦列駐車の特訓が始まります...まだ道のりは長いです...また喧嘩になるだろうな......。