モンスターマザー ~ 世界は『わたし』でまわっている~ |    ★実践★親子de楽リンガル

モンスターマザー ~ 世界は『わたし』でまわっている~


   昨日 一冊の本を読み終えました。
    ↓   ↓   ↓   ↓  ↓
 モンスターマザー ~世界は『わたし』でまわっている~

 モンスターペアレント(monster parent)というと、
学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返し、苦情や訴訴などで
学校や教師に圧力をかける親。。。というイメージが強かったので

正直なところ 自分とはかけ離れた世界に住んでいる人達なんだろうな~
と思っていました。

。。。が、この本を読み終えてみて、もしかして わたしにも モンスターの要素は
たくさんあるかもしれないと 思ったことが多々ありました。

 先日 書いた<ちょっとびっくりしたこと~トイレ編~> の件ですが、
今朝、不思議に思っていた謎が解けました。
『どうして  家の子。。。和式のトイレで練習した事ないのに パパに促されたくらいで
和式のトイレで 用をたせたんだろう?抵抗なかったのかな?』

実は わたしの思い込みが 盲点になっていました。
今は どこでも 大半が洋式トイレなので、確認もしないまま、保育園のトイレは
洋式だと思い込んでいました。
。。。が、娘の通っている保育園は 昭和時代からある公立の保育園で
内装とか 外装とかは 手を加えられてはいるものの、
トイレは 昔のまま、和式トイレがメインだったんです。
(今朝 はじめて トイレのドアを開けて 確認しましたあせる )

だから 子猿ちゃんにしてみれば、保育園で毎日 時間が来るとトイレにいって 用をたしているので
家以外のトイレでは 洋式よりも和式の方が 用をたすのに慣れていたんです。
だから 保育士さんからは、『最近は お漏らしもしないし、そろそそオムツは必要ないです』と
言われたのに、家では 頻繁におもらしするので 『どうしてなんだろう?』って
頭ばかりがフル回転していて 実際の状況を見ようとはしてなかったんですね~

 このトイレトレーニングだけでなく、この本の第三章で紹介されている《子どもの異変》では
ドキっとさせられることが たくさんありました。
 
 基本的な生活習慣~食事、着替え、排泄など~に関しても 忍耐強く言い聞かせながら、
習慣づけていくのが 親の役目であるはずなのに。。。
忙しいから、時間がないから、きっといつかできるようになるだろう。。。と
自分にとって 都合のいいように解釈して 現状維持で満足していた自分がいます。

けれど その結果、家の子は
保育園ではいくら言い聞かせても 牛乳を飲もうとしなかったり、
~最近は 保育士さんのおかげで イヤイヤながらも牛乳を飲めるようになりました~
食べてみて 自分が美味しくないと思うと、吐き出す。
生まれたときから、ひもじい思いをした事がないので、食べ物に対する執着もなければ
食べ物を大切にする気持ちも 希薄です。

そして 生まれたときから 便利で清潔かつ快適な環境を あたり前の様に与えられてきてるので
ちょっと 不便だったり、不潔だったりすると 癇癪をおこしてみたり
《汚いから 嫌だ~》と 妙に潔癖症なところがあったりします。

そういうわが子を見てると、
『あ~ これは 誰の責任でもなく 母親である 私の責任なんだよな~。』なんて
思ってみたり。。。
 
そして 何よりも 今回の事と この本を読んで感じたことは、
私自身、自分ひとりが子育てが大変で 頑張っているつもりになってましたが
実は 自分の気づかないところで 色々な人達に助けられて、支えられて 
子育てしていることに気づきました。

もしも、自分が孤立している、自分ひとりが子育ての被害者になっていると思い込んでしまっていたら
私も この本に出てくる 破壊的なモンスターマザーになっていたかもしれません。
けれど ちょっと視点を変えて、確かに子育ては大変だし、
自分が思っていた以上に 体力、忍耐力、持久力がいるものだけど
自分は一人じゃない。ひとりで子育てしてるわけじゃなくて、周りに助けられながら、支えられながら
子育てしているんだと 思えるようになれば、周りの人の忠告や コメントなども 素直に聞いて
心から ありがたいな~という気持ちになれるんじゃないかな。。。と 思いました。
 
応援よろしくおねがいします。にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ にほんブログ村 子育てブログ バイリンガル育児へ