文楽鑑賞教室
国立文楽劇場
【午前の部】 10:30開演
牛若丸・弁慶 五条橋
解説 文楽へようこそ
仮名手本忠臣蔵
二つ玉の段・身売りの段・早野勘平腹切りの段
6月12日(日) 5列目
迷うわずに行けるかな・・・と心配しながら向かった
国立文楽劇場
なんたって初めての文楽
歌舞伎を通じてブログやTwitterで仲良くしていただいている方々と
待ち合わせて中へ。
再会に浮かれていたせいか、初文楽に緊張していたせいか、
建物や幟の写真を撮るのをすっかり忘れてた。
劇場前でぼーっとしてるとき、
見知らぬ着物姿の奥様から
シャッター押してくださいって頼まれて、
撮ってあげたのにね・・・^^;
義太夫狂言が好きなのだから、
ちゃんとその元を観て(聴いて)おかなくてはいけないと
思ってきたのだが、これまではなかなかチャンスがなかった。
で、感想は・・・。
まず、「文楽は忙しい」
舞台の人形見て人形遣いさんを見て、
床の太夫さん見て、舞台の上の字幕を見て
上見たり、下見たり、横見たり・・・。そして、聴いている。
そして、
「文楽って楽しい」
人形が人形にとどまらず生き生きとしている。
3人で遣っているなんてわかっていても
信じられない(^_^.)
主遣いさんは顔を出しているのだが
ポーカーフェイスなのに
人によって人形の遣い方に個性がある。
友人が大大大好きな勘十郎さんは
人形との一体感がすごい。
人形が体の一部・・・というか左手は人形で出来ているっていうか
うまく言えないけれど
ほかの方と違う何かを放っている。
彼女が好きな理由が少しわかったような気がする
(いや、ほんの少しだけど)
一方、太夫さんは大熱演
血圧上がりそう(笑)な響き渡る声。
あんなにたくさんの登場人物を
それぞれの個性をはっきりと出して演じ分けるって
感嘆!の一言。
「五条橋」は牛若丸と弁慶なのでわかりやすいし、
「仮名手本忠臣蔵」は歌舞伎で知っているお話なので
文楽ではこうなのか・・・と比較できて興味深かった。
詳しい方々のいろんなお話を聞いていると、
もっともっと激しい動きのものや、
手や足が飛んでいったり・・・などという
とうてい人間ではできないような動きのある演目もあるそうなので
もっともっと観たくなった。
もっと
書きたいことはあるのだがありすぎてねえ・・・。
たぶん次回に続く・・・。