むばたまの夜の衣を返してぞ着る

むばたまの夜の衣を返してぞ着る

~いとせめて恋しきときはむばたまの夜の衣を返してぞ着る~
平安時代の歌人小野小町の歌から。
愛しい人にどうしようもなく会いたくてしかたのないときは、
寝間着を裏返して寝るわ
(寝間着を裏返して寝ると恋しい人の夢を見ることができるという説があったそうで)

他での発信が多くなり、ついついこちらはご無沙汰続きにひひ
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2017年7月11日 名古屋場所 3日目

3月大阪場所観戦、5月は国技館の外観を拝みあせる

相撲熱は高まるばかりで、

暑い熱い名古屋場所へ。

歌舞伎観劇以外で名古屋へ行くのは久しぶり。

その昔、名古屋空港から飛び立っていたことはあったけれどsei

 

座席はこんなの。

桝席C ツインボックス席。

4人分のスペースを二人で使用するので、脚も体も楽~口笛

テーブル付なので飲み物や食べ物、取組表などを置くことができる。

2人で19,000円!!というのもけっこうお得な値段設定だと思う。

3月には外れた、チケット大相撲の先行抽選に当たったので取れた席。

 

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写真で見ると、土俵は遠く感じるけれど、

よく見えるし、臨場感もある。

 

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家に帰ってからその日の録画をチェックしたら、

遠くに写っていた口笛

さて、私はどこにいるでしょう?(笑)

画像は取組前に四股を踏む幕下力士、豊ノ島。

このあと見事勝利!(もう、泣きそうだったラブ

去年アキレス腱断裂の大けがをして番付けを下げているけれど、

幕の内の、それも関脇まで務めたこともある実力派なのだ。

豊ノ島のことを言いだすと、それだけで終わってしまうあせるので

それはまた今度。

 

 

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3日目ということもあって、この日は4横綱はじめ幕内、十両共休場力士がいなくて、よかった照れ

 

きゃあきゃあ言いながら取り組みを見て、

満足満足の相撲の日となった。

しかし、暑かったあせる

この日は小千谷縮で出かけたのだけれど、

何着てたって暑い愛知県体育館滝汗

 

観戦前にはお約束のひつまぶし。

しら河が名古屋駅近くにできたと聞いてそちらへ。

 

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いつものあつた蓬莱軒も美味しいけれど、

こちらも鰻が香ばしくて美味しかったー合格

写ってないけどもちろんビール付生ビール

 

観戦後はクールダウンに赤福氷ひらめき電球image

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応援している力士のこの日の結果は

ドキドキ豊ノ島  ○  対 彩

   妙義龍 ×  対 豊山

   照強   ×  対 阿炎

   翔猿   ○  対 里山

   千代丸 ×   対 錦木

   阿武咲 ○   対 逸ノ城

恋の矢嘉風   ○  対 玉鷲

ラブラブ勢    ×  対 照ノ富士

 

最近、応援する力士が増えて困っている。

取組の時、「どっちも頑張れ!!」ってなるからウインク

でも、勝っても負けても「良い相撲」を見せてくれる力士なら

だれでも応援しちゃう音譜音譜

そういう意味ではいま、一番は嘉風だなあラブ

 

さあ、いつかは国技館!

と、ここまで書いて

5月、国技館の前まで行ったことを書いてない事実を思い出した笑い泣き

 

呉服屋の蔵の前で、丹後ちりめんの白生地を手に嬉しそうな玉三郎さん。
雑誌「和楽」に載った写真の笑顔から、いかに丹後ちりめんに魅了されているのかがわかる。

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公演パンフレットと共に入っていたチラシには、玉三郎さん好みに染めた反物の展示会の案内が。


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展示会場は、縮緬王と言われた呉服屋さんの別荘「桜山荘」。数寄屋造と書院造を取り入れた趣きのある建物。(「素敵素敵爆笑銀閣寺みたいラブ」という中学生並みの感想ではしゃぎながら写真を撮っていたのは私てへぺろ
和楽ツアーの玉さまトークショーもここで行われたのだという。

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遠くに大江山を望む美しく広大な庭。



はいはいウインク
買いましたよニヤリ色無地
もちろん・・・滝汗

7月2日は夏至から数えて11日目。
半夏生。1日だけだと思っていたら、5日間だそうだ照れだから今日も半夏生。

庭の半夏生も暦に合わせるように 、ちょうどいい感じになってきた。
明日、お茶の稽古に持っていけそう音符

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半夏生には蛸を食べる🐙
定番・・・のたこ焼き。
ところで、
たこ焼きをおかずにごはんを食べる、と言うと、驚かれることがあるけれどびっくりお好み焼きでも同様なんだけどね〜口笛
viva!炭水化物ラブラブ

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丹後文化会館からほど近いところにある金刀比羅神社。
江戸後期、峰山藩主京極氏の希望により讃岐のこんぴらさんから分霊されて、建立されたという。
ここの境内にある木島神社には、養蚕の神様が祀られている。丹後ちりめんの中心で栄えた街らしい神社だ。
養蚕の大敵はネズミねずみなので、ネズミを捕まえる猫黒猫しっぽ黒猫あたまを狛猫にしてあるのだそうだ。

日本で唯一の狛猫さん。下矢印下矢印下矢印

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「羽衣」
羽衣伝説のある土地の舞台で玉さまの天女!
もうそのことだけでわくわくが止まらない。漁師伯竜は坂東功一さん。
すっきりしたイケメン。ちょっと線が細いかな。(つい、前に自分の観た伯竜と比べてしまっていたかもね。ゴメンなさい)

玉さまの天女はまさしく天女そのもの。声も足の運びも手の動きも・・・坂東玉三郎という役者でなく、人間の女でもなくもちろん男では全く無く・・・。
「乙女の姿しばしとどめん」という気持ちがよくわかるドキドキ

羽衣を返してしまったら、「約束の舞を舞わずに天に帰っちゃうんでしょ?」と疑う伯竜は、
天女から「嘘は人間にあるものよ。天には偽りってものないんだから!」って言われて恥じ入るというところがこの演目の好きな場面。
玉さまの天女がこれを言うと、ほんとにそう聞こえて、伯竜だけでなく観ているこちらも疑ってばかりの日々を恥ずかしく思った照れ
そして、
玉三郎さんはやはり、人ではないお役のときが好きだなあと改めて思う。

スッポンやセリがないので最後のところは少し残念。でも、それは仕方ないよね、文化会館なのだから。
顔見世の時はスッポンから伯竜が下がり舞台上の松も下がるので、相対的に天女が上がる感じができていたっけ。
歌舞伎座では、伯竜がセリから下がって天女は花道を行く・・・という歌舞伎らしい演出だった。

天女の娘の一人が祀られているという乙女神社。
霧雨の山の中にひっそりとあった。
雰囲気は満点・・・・
でも、
お賽銭箱がなくてあせる
お参りだけしてきたけれど。
 
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前記事が口上で終わっちゃったのでてへぺろ

「秋の色種」

口上では、まだ夏も来ていないのに秋の演目とは・・・と笑いを交えて紹介された。

でも、季節は先取りがよいものウインク

背景にも衣装にも秋の草花がたくさん。

撫子や桔梗はうちの庭でももう咲いているのだから少しも違和感なかったし、外界の季節なんて忘れさせてくれる玉さまの踊りに引き込まれた。

一日目はかぶりつきだったので気付かなかったのだけれど、背景の屏風の上のホリゾントがとても美しい紺碧で、秋の夜空をあらわしていた。きっと八千代座のような芝居小屋だともっと臨場感あるのだろうな…と思ったり。

長唄の名曲と言われるそうで、完璧素人ウシシの私にも美しい曲調は伝わってくる。

花を生けるシーン?の扇を花ばさみに見立てて切るところが好きドキドキ

前半の秋の草花をちりばめた衣裳は可憐な感じ、後半の黒留袖?のような着物は色っぽい感じで・・・・どちらも素敵ラブ

 

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うちの桔梗も咲き始めた。

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河原撫子は今を盛りと咲いている。

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 去年はなかった公演ののぼりラブラブやっぱりいいよね。

ただ、残念なことに街灯が邪魔している。会場外にある2本が2本ともこれなのでショボーン

でも、こののぼりが来年も使えるといいねビックリマーク(使えそうな話を縮緬関係の方から聞いたけど爆笑

 

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今年もあるとは思っていなかったのでとても嬉しかった。

それほど丹後ちりめんが玉さまを惹きつけているということかもラブ

 

坂東玉三郎京丹後特別舞踊公演

 

2017年6月24日(土)

       25日(日)

14:00 開演  16:00すぎ 終演

 

京都府京丹後市峰山町

京都府丹後文化会館

 

一   御目見得 口上

二  秋の色種

三  羽衣

 

口上が楽しみで二回とも行ってしまった。

昨年も初日と二日目では口上がちょっと違っていたから。

もちろん、玉さまを間近で拝める数少ないチャンスだからという理由が一番だけれども。

 

【口上】

雑誌「和楽」の取材でのことが中心。

よく知られた場所ではなく、

車だと数秒で通り過ぎてしまうようなところで写真を撮ったと。

京丹後市は私にとって準地元なので、「聖地巡礼」は、わりと行けそうな気がしている(まだ行っていないのか!と突っ込まないでね)

その時のことを思い出しながらお話になる、玉さまの楽しそうなことラブラブ

引き込まれて、和楽の写真の一枚一枚を思い出す。

東京で手に入らなかった素晴らしいちりめんが、ここ京丹後の呉服屋さんの蔵にいっぱいあったときの感動のお話も、白生地を手に微笑む写真を思いだしていた。

初日にはなかった「道成寺」のてぬぐいのお話が、最も印象に残っている。

「道成寺」で使う手ぬぐいは、口にくわえるなど扱いがいろいろある。とても大切なものなのだが、近年自分の求める質のちりめんが手に入らない。(恥ずかしながらあのてぬぐいが縮緬製だとこの時初めて知る滝汗)「貫八」(かんぱち)という重さのものが手に入らず、自分の思うような舞の動きができない・・・と思っていたら、丹後から一反の貫八が届けられた。もう一人の「道成寺」は踊らないと決めたのだけれど、「二人道成寺」なのでこれから次の人たちへ伝えていける。(こういうニュアンスだったと思う)

玉三郎さんの単なるこだわりではなく、芸術に対する使命感のようなもを感じて涙しそうになった笑い泣き

 

舞踊公演では、自分がどんな声をしているのかわかっていただけないので(羽衣はちょっと聞けるけどあせる)口上を入れていると。(それが楽しみで来ている人(私だ!)もいるのですよラブ

 

時は金なり  とか

一寸の光陰軽んずべからず  というような

ことわざがあるのは

 

やはり

 

古人も

ついつい、だらだら時を過ごしてしまい

ああああああ

っていうことが多かったからなのだ・・・・と勝手に解釈。

今日は「時の記念日」なので、無為に過ごした時間の多くを反省しようと、思っている。(ちょっとだけsei

 

記念日にちなんで、写真もトケイソウ。

どこまでも広がり続ける野放図ぶりに

短気を起こして剪定しすぎてしまったせいか、

今年は蕾がとても少ないのが残念。

 

もしかしたら

時を大切にせよとのお告げか(笑)

 

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1か月放置しているこのブログ。

書いてないよねえ・・・・5月の観劇感想。

予想以上におもしろかった松竹座ラブ

そんなでもなかった明治座口笛

(あ、5時間の道のりと泊まってまでっていうねえ・・滝汗・)

 

大相撲但馬場所
10月25日(水)
養父市八鹿町 
つるぎが丘公園八鹿総合体育館

近いよ近いよおねがい
30分で行けるよー。

しかし、チケット発売が早い。
5月14日とは!
5ヶ月前びっくり

大阪場所で本場所デビューしてからというもの、お相撲見たくて仕方がないてへぺろ
明治座と絡めて五月場所もと思ったけれど、瞬殺ガーンされたので次の名古屋を狙ったり・・・
そんなところに飛び込んできた巡業のニュースラブ
行くよ行くよ〜ラブラブラブラブ楽しみだよー
でも、無事にチケット買えるかなぁ。
何時に並べばいいのかなあゲッソリ
永楽館のチケット発売に並んでた頃を思い出す。

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なんだかなぁとか言ってるのが聞こえたのか(笑)今年の永楽館の情報が入ってきたポーン
日程については聞いていたけれど、千穐楽以外のどの日が夜の部休演なのかは初めて知った。

なんだかんだ言っても、永楽館は特別なところ。第1回公演の行われた暑い夏、初めて愛之助さんの舞台を観てすっかり歌舞伎にハマったのだからデレデレ

あれから10年おねがい
ただただラブラブラブ恋の矢ラブラブドキドキだった頃もあった。
雑誌や新聞の小さな記事やわずかな出演番組を追いかけたこともあった。
ブログやツイッターなどを通して、多くの方と交流させていただいた。
あれから10年。
以前ほどの熱量はないけれど、
やっぱり原点は永楽館。
記念すべき第10回を楽しもうと思うニコニコ
土日が2回あるのはありがたい。あと.   気になるのは演目と共演俳優さん・・・口笛


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今回は豊岡市在住の小中高生割引があるそうだ。
3,000円で観られるってお祝いここで歌舞伎を観て好きになる子が1人でも多くなるといいねー。
高校生になりたい気分ウシシ