NHKの甲子園LIVEのドキュメンタリーを観た。
見たではなく観た、という漢字を選んだところに本気度を感じてほしい。
当方遅ればせながらのあいみょん の楽曲ファンである。人間性については今回の番組で初めて触れた、という理解でどうかお願いしたい。
ドキュメンタリー全体としては非常に良い番組だったかと思う。地元に初めて凱旋ライブを行った彼女はそこに至る想いや中高生当時の彼女の心境を赤裸々に語ってくれつつ、ライブの映像が流れるという王道の展開。
しかし、しかしだ、タモリ倶楽部の最新のラブホ特集から彼女の人柄についてチェックし始めた私は(もちろん遡ってフランス書院の回も観ている。ちなみに私はフランス書院では綺羅光先生が心の師である。小6の頃に椎名誠の文庫と重ねて師の本を勝って以来のファンである。もちろん椎名誠もブラフではなく、こちらも人生の師である)
何か他人行儀な彼女を感じたのだ。
あいみょんといえば、音楽番組、バラエティなどでは天真爛漫、打ち解けやすい、そして基本的的に笑顔、などフランクな印象かつ本人もそうありたいというステレオタイプなイメージを作りつつあるが(ボクらの時代では年上男性に対しても気が使える若い女性のイメージも確率)、タモリ倶楽部、今回の甲子園ライブのNHKドキュメンタリーにおいて、彼女は自分自身を50%も見せてはいないのだろう、という結論に至ったのだ。
見た目は人懐っこい、笑顔、知り合いのインタビューでもあったが怒った姿を見たことがないなど、彼女は本来の自分自身をなにか煙幕を張ったように決して見せはしないけど、本当は人嫌いで、ほとんど誰にも気を許さず信用していないのがわかる。
なぜなら私自身もそうだからだ。