前モデルとなる「Xperia arc」では背面部が少し弧を描いているアークラインがデザイン的なポイントになっていたが、「Xperia acro」ではアークラインは採用されず、フラットな背面となっている。「acro」の語源はギリシャ語で「最高」「頂点」を意味する「akros」で、同社のフラッグシップモデルのAndroid端末であることを意味している。
基本的な機能、性能は「Xperia arc」がベースになっており、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信といった国内向け機能やサービスを追加した、「Xperia arc」の日本向けカスタマイズ版。ディスプレイは4.2インチのタッチパネルを搭載し、モバイルブラビアエンジンを搭載する。
赤外線通信機能ではウィジェットが用意されており、受信のための待受状態にすばやく設定したり、プロフィールなどを簡単に送信したりできるようになっている。また、ミュージックプレーヤーウィジェットも用意されているほか、ピンチ操作で利用中のウィジェットを1画面にまとめて表示できる「ウィジェット一括表示」機能も利用できる。
ボディカラーはAqua、Black、Whiteの3色が用意されており、Aqua、Whiteにはグラデーションの付けられたメタリックな塗装が施されている。一方、Blackはつや消し仕上げで、レザーをイメージしたしっとりした質感に仕上げられている。