トランプのウクライナに対する本当の狙い
トランプは、ウクライナ戦争を早く終わらせると豪語している。それでロシアとの交渉を開始した。あたかもウクライナ停戦に向けての交渉のように。
しかし、ふたを開けてみれば、トランプの行動は、アメリカナンバーワンの世界経済を目指すビジネスが根底にある。
トランプのビジネス外交は、以下のような記事が示している。
●トランプ氏は「ひどくいら立っている」と米補佐官 ゼレンスキー氏に鉱物取引に応じるよう要求
レアアース、いわゆる希少金属の貿易に関することだ。
その希少金属は、実は、少し前に中国がアメリカにそれを輸出することに大きな制限を加えていた。
それを示すのが以下の記事である。
●米シンクタンク、中国の重要鉱物の対米輸出管理の影響解説
●中国商務部、一部の両用品目の対米輸出管理を強化、12月3日に即日施行
トランプがウクライナに希少金属についてのアメリカの要求を呑むようにプッシュしている背景が、中国によるアメリカへの禁輸処置に対するものである。
トランプのウクライナに対する要求は、ロシアとの停戦のための条件をいろいろと要求するのではなく、希少金属の所有に関するものである。
それに関する記事には以下のものがある。
●アメリカがウクライナにレアアースの50%の所有権を要求か
https://news.yahoo.co.jp/articles/2fdeffb107a9a2fccc29e02c403b3982d89459c8
そこでゼレンスキーは、国を売ることはできないと言明。トランプの方も駆け引きなのか、ゼレンスキーが大統領選挙をしないで独裁者だと言い始めた。
そして、アメリカ大統領補佐官がリップサービスーーー
2月20日「ウォルツ氏はゼレンスキー氏に、アメリカとの交渉に応じ、取引するよう求めている。」
トランプの言い分は、ウクライナのレアアースをアメリカが50パーセント所有できるなら、
「アメリカが提供してきた支援に見合う」
少し勘ぐれば、アメリカのウクライナ支援に対するウクライナのお返しに相当するもので、今後の支援に含みを持たせる感じだ。
トランプがウクライナに対して停戦交渉を餌にウクライナにレアアースの所有を求めているのは、ゼレンスキーが要求を呑むしかないと読んでいる可能性がある。
だから、トランプは、国が亡ぶようなこともウクライナに対して口にしている。
つまり、ゼレンスキーがトランプの要求を拒否すれば、戦争支援は、激減かゼロかもしれない。
トランプとゼレンスキーとの関係は、意義でも示しているように険悪な感じだ。だが、トランプにとっては、相手に決断を迫れるいい環境でもある。
「ゼレンスキー氏はトランプ氏について、ロシアの影響を受けた「偽の情報空間に生きている」とし、トランプ氏はゼレンスキー氏を「独裁者」と呼んだ。」
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2019年10月10日。
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