ウクライナ軍の士気低下・兵員不足・弾薬不足 | パパケベックの総合ブログ

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ウクライナ軍の士気低下・兵員不足・弾薬不足


CNNからウクライナ軍兵士の士気について報道記事が出た。

内容は、まるでウクライナ侵攻当初の
ボロ雑巾のロシア軍みたいな感じだ。

ウクライナ軍は劣勢。しかし、クルスク州に侵攻した。

記事は、「本当にそんな状態なのか?」と思えるほどだ。


●人員・装備で劣るウクライナ軍、士気の低下や脱走も悩みの種に
2024.09.09 Mon posted at 14:35 JST

 

 

 




まず、脱走兵とか任務放棄。CNNが6人から取材ーーー

「6人全員が、脱走と不服従が特に新兵の間で広く問題になっていると明らかにした。」

どうやら、徴兵された新兵のことの様子だ。

次は任務放棄と言えるような事態。


「動員された兵士全員が陣地を離れるわけではないが、大半が陣地を離れる。」


証言者は次のように付け加えた。

「彼らは一度その位置につくと、生き残ったとしても二度と戻ることはない。自分の陣地を離れるか、戦闘に参加することを拒否するか、軍を離れようとする方法を見つけようとするか、いずれかだ」


任務放棄とか脱走とかを戦線の後ろ側でバリケード築いてそれらの兵士を殺す役割の「督戦隊」と言うのは、ウクライナ軍では採用していないことがわかる。


規律の問題。


「規律の問題はずっと前から存在していた。」

規律の問題は、弾薬と人員不足が原因のようだ。

「米国からの軍事支援の搬入が何カ月にもわたり遅れたことで、重大な弾薬不足と
士気の大幅な低下が生じた。」


そうなると砲兵隊の弾薬不足は、歩兵部隊を支援できない「罪悪感」を抱くらしい。


「歩兵部隊に十分な援護ができなかったことに罪悪感を覚えたと話す兵士もいた。」


戦況悪化と任務放棄の増加

「戦況が悪化するなか、任務を放棄する兵士の数も増え始めた。・・・・・・検察は2024年1~4月だけで、役職を放棄したり脱走したりした兵士約1万9000人に対して刑事手続きを開始した。」


任務放棄とは脱走のことだと思うが、陣地を離れることも敵から逃走することも含むということか。


余りにも任務放棄が多くなって、法律を改正したーーー


「ウクライナは法律を改正し、初めての脱走や軍務放棄について非犯罪化した。」


1回目の脱走や任務放棄は、刑事罰にしないという意味だろう。


これだけ読むと、クルスクに侵攻を開始したゼレンスキーと言うのが、まともじゃない。


クルスク侵攻について証言があるーーー


「ロシアに入国するのは不思議な気持ちだった。この戦争では我々は国と国土を守るはずだったのに、今は相手の領土で戦っているから」


プーチンの方は、クルスク州侵攻についてあからさまに有利だと断言していた。

●プーチンの国際的リップサービス

 

 

 




●侵攻の「主目的」はドンバス占領、越境攻撃で達成容易に プーチン氏
2024年9月6日 15:53

 

 

 



「ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は5日、開始から2年半以上が経過するウクライナ侵攻の主目的は東部ドンバス(Donbas)地方の占領であり、ウクライナ軍によるロシア西部クルスク(Kursk)州への越境攻撃によって達成しやすくなったと主張した。」


守りに入っているウクライナ軍。なのにクルスク州に侵攻開始した。

東部戦線については、次のように報じている。

「ポクロウシクで戦っている旅団の将校によれば、他部隊との連絡が貧弱なことが重大な問題・・・・・印象が悪くなることを恐れて、戦場の全体像を別の部隊に明らかにしなかった事例さえあるという。」任務放棄でーーー


「ドネツク州の大隊の指揮官によれば、最近、近くの部隊が報告せずに陣地を放棄したため、側面がロシア軍からの攻撃にさらされた」


ロシアの侵攻を受けたクルスク州では、徴兵の新兵が配置されていてウクライナ軍は、すぐに30キロくらいロシア領内を占領できた。

新兵と言う点では同じウクライナ軍の前線部隊では、脱走、任務放棄が横行。

しかも人員不足はきわめて大きい。


弾薬不足・装備不足と言う点では、キエフ戦線を張っていたボロ雑巾のロシア軍の様子だ。


本当にゼレンスキーと言う奴、反転攻勢の起爆剤のようにクルスク州に侵攻したが、目的とか言えば、「希望」でしかない。

クルスク侵攻を薄笑いでにやにやしたプーチンを考えると、CNNが取材したウクライナ情勢と言うのは、ここ最近のウクライナの内閣改造で外相まで辞任するありさまに「共鳴」する感じだ。


●ウクライナのクレバ外相ら辞任、内閣改造へ ロシアの攻撃で死者増えるなか
2024年9月5日

 

 

 



「ウクライナのドミトロ・クレバ外相が辞表を提出したことが4日、明らかになった。」

他の辞表提出者ーーー

「3日に辞表を提出したのは、アレクサンドル・カミシン戦略産業相、デニス・マリウスカ法相、ルスラン・ストリレツ環境保護相、オルハ・ステファニシナ副首相、イリナ・ヴェレシュチュク副首相、ウクライナ国有財産基金のヴィタリイ・コヴァル代表ら。」

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だいたいゼレンスキーと言う奴は、プーチンである限り和平交渉などしないと言っていた。ところがひるがえってロシアを交渉のテーブルにつかせる、とまで変更した奴だ。

クルスク州侵攻での占領地については、占領地の交換物として活用するようなこともしゃべっていた。

ロシアは、にやにやしながら、和平交渉などするつもりはないことを言い返している。


戦況の悪化が、「戦争は最後に物量がものをいう」の通り、西側の支援が停滞するとたちまちウクライナに不利になってきた。

物量低下⇒徴兵拒否・国外逃走⇒徴兵制強化⇒新兵の脱走・任務放棄⇒士気低下・戦況不利



ゼレンスキーがロシアを交渉のテーブルにつかせると言い始めたころには、ウクライナ軍の士気低下が深刻さを増してからだろうから、ゼレンスキーがロシアを交渉のテーブルにつかせると言い始めてもすでに手遅れと言うことだろう。


注意!ロスケの戦術には、態勢立て直しに後退するのを平気でやる。

最初はキエフ戦線からの撤退だった。それがマウリポリ製鉄所に立てこもるウクライナ軍を降伏させ、その後、ウクライナ4州の併合宣言となった。

ロシアの後退・撤退戦術は、それなりの成果を収めていると言える。


対するウクライナのゼレンスキーはどうかと言えば、西側からの援助、ロシアを交渉のテーブルにつかせる、占領地の交換条件の予定を宣言する、そのくらいのものだ。

内閣改造しても戦争と言うのは物量が決めるものだ。戦況には異常なしに過ぎない。



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