福島原発事故の真相研究 | パパケベックの総合ブログ

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福島原発事故の真相研究



非常用復水器は、メルトダウンの原因だろう。すなわち、その配管が地震で損傷したための原子炉の気密性の崩壊によるものである。



当時、地震直後、発電が停止、緊急停止した。それから非常用復水器が自動起動したまではよかったが・・・・・

結末は、メルトダウン、いわゆる炉心崩壊である。


私の推測は、地震後の緊急停止で非常用復水器の
配管が損傷、原子炉の水が原子炉の外に流出、それでメルトダウンしたものと考えている。


地震による非常用復水器の配管損傷の推定は、いくつかの根拠がある。

1 緊急停止後に非常用復水器の弁を閉じたり開いたりした運転操作の意味

2 全電源喪失前には、非常用復水器の弁は、全閉していたことの意味


もっとも不可解な点は、緊急停止した後に非常用復水器が自動起動したものをどうして弁を閉じる操作をしたのかである。

以下の引用文は、
弁を閉じた理由を述べている。

日本原子力文化財団

 

 

 



「・・・ 地震の直後にICが自動起動しましたが、原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないようICを断続的にオンとオフをしていたところに津波が襲来しました。これにより全電源が喪失してICによる冷却ができなくなり、原子炉内の温度が上昇し、燃料の損傷に至ったと考えられています。 」


理由は、
「原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないよう」にである。

本当かな?

もし「原子炉の中の温度が急激に低下」したため、ICを断続的にオン・オフなら意味が通じるが。

つまり、弁を閉じても原子炉の冷却には差し支えない状態だったことをその操作が示すことになる。

果たして、原子炉の中の温度が急激に低下したのだろうか?

東京電力の次のページにPDF資料があり、当時の温度について図で表示されている。




その図を見れば、どの温度なのかは、東京電力は明示していない。すなわち、「原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないよう」判断した温度の対象は何だったのかを東京電力は言明していない。


怪しい点は、図を見ても原子力温度の急激な低下を表す文言がないにもかかわらず、原子炉温度の急激な低下の可能性で非常用復水器のオン・オフをやったことにある。


ウソつくな!



3.11大地震の時、原子炉の配管のどれかが大地震で亀裂を発生、原子炉の気密性が失われてしまったと仮定すれば、原子炉の緊急停止後の余熱や崩壊熱による圧力上昇と温度上昇は、原子炉の水位の低下になる。

水位の低下を何とかして阻止する必要がある。そのために非常用復水器の弁を閉じたと考えるのが自然だろう。


◆原子炉の配管に亀裂、原子炉の水位が低下、原子炉内の水が流出

どの配管なのかは、非常用復水器だと断言できるくらい、その弁を頻繁に開閉しているのがわかる。

弁を開けば原子炉の水が流出しているのを確認、そして、弁を閉じて原子炉の水位低下を止める。



しかし、非常用復水器が原子炉の崩壊熱や余熱の放熱手段。

もし、一定以上の温度になるなら、弁を開けて水位がさらに低下しても已む得ない状態だと推定すれば、PDF資料にあるような弁の複数回の開閉は、少なくとも
地震で非常用復水器の配管が損傷したことを確認するための意味だと推定できる。



原子炉から外に出ている配管の亀裂が非常用復水器のものだけなら、一応原子炉の水位は、非常用復水器のバルブを全閉するまで流出した分だけに収まるはずである。

しかし、非常用復水器のバルブを全閉しても原子炉水位がさらに低下したなら、他の配管箇所に地震による亀裂があったと推定可能である。


そこで東京電力発表のPDF資料からどんな具合だったかを示してみよう。

東京電力
https://www.tepco.co.jp/press/release/2017/pdf2/171225j0116.pdf


「津波により全電源を喪失する直前においては、IC は一時的に停止している状態であった。」



まず、これがおかしな点だ。

なぜ、全電源喪失以前に非常用復水器を一時停止していたのか?


「・・・全電源喪失後、運転員は中央制御室にて格納容器外側の IC(A系)隔離弁(MO-2A、MO-3A 弁)の閉状態を示すランプが点灯していることを発見し、3 月 11 日 18 時 18 分に、これらの弁を開操作し、蒸気発生音と建屋越しに発生した蒸気を確認している。」

これもおかしな点があるーーー「 IC(A系)隔離弁(MO-2A、MO-3A 弁)の閉状態を示すランプが点灯していることを発見」


その意味は、自動起動したはずの非常用復水器が自動で?閉じたような言い方になる。

非常用復水器は、緊急停止後自動で起動するはず。


どこかでウソをついているとしか言いようがない。


なぜ一時停止したのか?

「原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないよう」全閉したと。




そして、運転員は、「IC のタンクの水がなくなっていることを懸念し、11 日 18 時 25 分に戻り配管の隔離弁(MO-3A 弁)を閉としている。」

 

全電源を喪失したのは、15時37分だ、なぜ、電磁弁の閉じ操作ができるか?手動?

 

それでPDF資料に全閉した日時を見てみるとーーー

14:46 地震発生
14:48 原子炉スクラム

14:52 IC(A)(B)自動起動
15:03 IC(A)停止
15:03 IC(B)停止
15:17 IC(A)再起動
15:19 IC(A)停止
15:24 IC(A)再起動
15:26 IC(A)停止
15:32 IC(A)再起動
15:34 IC(A)停止

15:37 全交流電源喪失

18:18 IC(A) 2A,3A 弁開 停止中
18:25 IC(A)3A 弁閉 停止中
21:30 IC(A)3A 弁開 停止中



弁の開閉操作を見れば、AとBともに自動起動し、15時3分に全部閉じた。

15時17分に今度はAのほうだけの操作を行った。そして、15時34分にAを閉じて両方とも閉じた。

Bのほうを開く操作はしていない。

その意味は、引用によると「原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないよう」である。


確かに、原子炉の水位が配管の損傷で流出しているなら弁を閉じて原子炉の損傷を防ぐはずである。

つまり、引用の理由に従うと、原子炉の急激な温度低下を阻止したことになり、原子炉の温度が低下したことを示す。

したがって、
15時34分には、原子炉の温度が非常用復水器の弁を全閉するに足りるだけ温度が下がったことを意味する。

それゆえ、どう考えてもメルトダウンに至る理由が消滅してしまうことになる。


◆原子炉の外に出る配管の損傷があったと仮定した場合


その損傷配管が非常用復水器も含めて損傷しているとするなら、非常用復水器の弁を全閉するのは、非常用復水器の配管から漏れ出る原子炉の水を止めて原子炉の水位低下を阻止するためである。

もし、非常用復水器からの漏水だけなら非常用復水器の弁を全閉すれば、原子炉水位は、自動起動後に漏水しただけ済む。

15時34分に全閉した時、原子炉の水位が炉心を冷やすだけの水位を保っていれば(炉心が露出していなければ)、崩壊熱と余熱がどれくらいになるかわからないが、14時52分の自動起動から15時3分の停止操作までの間で冷却した分で何とかなると思うが。

それでもメルトダウンしたのは、地震による配管の亀裂箇所が非常用復水器以外の部分でもあったと考えるのが自然だろう。


つまり、15時3分に最初の弁の全閉をした操作が、「原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないよう」の理由ならば、原子炉の温度は、人並みに冷却できていたことを示す。


それでメルトダウンしたということは、弁を全閉した理由が「原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないよう」ではなく、別の意味ということになる。


すなわち、配管損傷による原子炉水位の低下である。

以下の工程表では、その日の「19時30分ごろーーー4メートルの燃料棒が露出するまで水位低下」である。


その日の15時3分に全閉した理由と15時34分に全閉した理由は、19時30分ごろの燃料棒の露出が「原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないよう」全閉した理由にそぐわないだろう。


◆メルトダウンまでの工程表

3月11日地震
14時46分ーーー制御棒を突っ込んで原子炉停止
14時52分ーーー「直流電源で動く緊急時冷却装置の《非常用復水器》が自動起動し、原子炉の冷却・減圧が始まった」
15時ごろーーー「非常用復水器の一時停止」「弁の開閉」
15時30分ごろーーー津波ですべての電源喪失
18時ごろまでにーーー燃料棒の頭まで水位低下
19時30分ごろーーー4メートルの燃料棒が露出するまで水位低下
19時50分ごろまでーーー「炉心中央上部が溶けて崩落」
21時ごろーーー「燃料ペレットが溶け始める2800度に達した」




◆東京電力は何かを隠し通している

その一つが地震による原子炉から外に通じる配管の損傷である。

配管の損傷は、緊急停止後の非常用復水器の早い段階での全閉操作を必要としたと考えるのが自然だろう。

非常用復水器の配管が大地震で損傷したのは、ほぼ使われていなかったためだと考えられる。(原子炉を運転して、緊急停止して、非常用復水器で冷却するテストをしていないのではないのか?)


◆地震規模によっては原子炉から出ている配管が損傷する

この謎解きの着眼点は、なぜ地震直後の緊急停止後の非常用復水器のバルブの開け閉めをしたか、最終的に全閉したかに尽きる。

日本原子力文化財団のページで言明している理由は、墓穴を掘るような言い方である。

「原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないよう」非常用復水器の弁を開閉する操作の理由。

15時3分と15時34分の全閉操作は、どう考えても、地震後の全電源喪失前(11日15:37)に原子炉の冷却が完了したとは思えない。

それを配管の損傷による原子炉水位の低下を阻止するための操作なら、確かに「原子炉の中の温度が急激に低下することによって原子炉が破損しないよう」非常用復水器の弁を全閉する理由になりえる。


◆非常用復水器についての参考資料

JAEA 日本原子力研究開発機構
https://atomica.jaea.go.jp/dic/detail/dic_detail_2876.html

「異常事象によって原子炉は緊急停止されるが、炉心の余熱、崩壊熱によって原子炉は加熱され圧力が上昇する。」


「非常用復水器は原子炉上部の原子炉建屋内に配置され、原子炉圧力容器と配管により接続されている。」


「原子炉の蒸気は配管(一次系)を通して復水器のシェル側(二次系)に張られたプール水中に導かれ、冷却されて凝縮し、重力で原子炉に戻る仕組みとなっている。この設計により、
他の機器に依存することなく自然循環により原子炉の冷却が継続される。


原子炉から出ている配管に損傷がなければ、全電源喪失前に
非常用復水器の弁が開いていれば、崩壊熱と余熱の冷却が進むように設計されていることを意味する。

原子炉から出ている配管に損傷があれば、原子炉の水位低下は、もはや冷却が不可能になることを意味する。おまけに全電源喪失が重なれば、原子炉の水位低下を
見守るだけになる。


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