土方三洋著 『アリス・ベイリー入門』を読む② 

 

 

前回から始めた、この著書をたどる旅。

響く言葉、文章を拾いながら綴っていきます。

 

前回はこちら。

 

 

 

 

 

 

第1章 エソテリシズムとは 

 

「靈的」という言葉について

人間を向上させ、意識を拡大させるものはすべて、どのような分野のものであれ、「靈的」であると言うことができる。17p

政治や経済的なことが「世俗的」で、精神的なことが「靈的」かと言えばそうではなく

人それぞれが示す関心ごとや興味を引かれることに

どのように反応し、表現するかによって決まるのだと。。。

 

たしかに。。。

世の中が物質的欲求に突っ走っていた過去があった。

でも今、それがかならず欲求を満たすものではないことがはっきりわかる。

 

そして、問いが立つ。

人類のマインドの発達と意識の成長!

 

 

 

人類の歴史は大師方とその弟子たちのグループであるハイラーキーからの印象づけに対する人類の反応の歴史であると言っても過言ではないだろう 22p

大師とは「master」という英語の訳

「覚者」とも訳される。偉大なる師、もしくは目覚めた者

インドでは「マハトマ」として遥か昔から身近な存在として親しまれ崇められてきたと言われている。

 

ホントにそんな存在方はおられるのか?という問いが立つ。

エソテリシズムでは大師方の存在、そして大師方のグループであるハイラーキーの存在を断言しているが

人間はまだそれを認識できるに至っていない。

人間の進化段階を超える進化を遂げた「大師方」がおられて、

人間の背後から「霊的」なエネルギーが常に伝え続けているのだと「仮定」して生きてみるとどうだろう。

 

そして、このメンタルへの刺激、マインド・考え方のアイデアは

今まさに起ころうとしている重大なイベント、時代の転換期の準備を人類に整えさせるためのようだ。

 

 

道はどこかにあるものではなく、自分自身の内にあり、自分自身が道にならなければならないのである。24p

 

これから促される人類の「霊的」な成長に向けての手引きが、エソテリシズムに示される。。。

 

 

 

エソテリシズム 学びの履歴

2019年 9月〜 ホリスティックスペース アクエリアス主宰

神尾学先生から、秘教・トランスヒマラヤ密教を学ぶ(現在も継続中)

 

2023年11月〜 INEH認定エソテリックヒーリングトレーニング2年コース受講・修了