千が峰山頂から見上げた空
5月3日の天気予報は晴れ
久しぶりに登りたかった千が峰。
ルシーラさんと一緒に登りたいな~
数日前にお誘いしたら、『行く~』って。
ほらね、思ったとおりになる~
何度かの千が峰登山での経験をもとに
雨具、防寒具、食料・・・準備万端にリュックに詰めて
カップヌードルにおにぎり
抜けるような青空
登っていると暑いけど、立ち止まると吹く風が気持ちいい
冬の雪の重みに耐え切れなかったのか
折れてしまった木の枝
でも、その枝から新芽が出ていたり
他の木々に妨げられてまっすぐに伸びることが難しかったのか
それでも我が身を歪曲させながらも
光のあるほうへ枝を伸ばしている木
自然は偉大だ
頂上に着いた!
頂上からは、どこらへんに雨が降ってる、とかがよく分かる。
『あの辺り、降ってるね』
『こっちも降ってるね』
『ここだけ降ってへんね!!』
晴れ間を味わいながら、カップヌードルにお湯を注いで
待つこと3分。
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・・・とほぼ同時に、雨粒・・・?雹!!!
完全防備の雨具に身を包んで、雹に打たれることを楽しむ。
天の祝福? 神様喜びすぎです。
肩の当たる雹の感触が心地いい。
気付いたら山頂にはわたしたちふたりだけ。
この頂で、雨も雹も味わえた。
そろそろ晴れ間も見せてください。。。
『きっと晴れるわね』
そう願うと・・・
雨、上がりました。
大地から水蒸気が上がり、この幻想的な風景が現れました。
靄の中に佇むルシーラさん
その後も、ところどころの地上に雨が降っているのを眺め
その様子はまるで、天と地を結ぶ柱が立っているかのよう。
まるで天空人の気分。
その後、お気に入りの断崖絶壁の場所で
その景色を満喫する。
『あの木をクリスマスツリーみたいに飾りたいな。』
とルシーラさん。
うん、うん。てっぺんに星をつけたらかわいいね。
叶えてあげたいけど、それはムリ
いろんな幸福感を味わいながら
ゆっくりゆっくり時間を楽しみながら登りました。
また、登りたいな。
登ろうね。
そのときはどんなわたしたちに会えるかな。