今日は結婚記念日。
まあ、なんやかんやありながら9年続きました。
なんせ誕生数秘3のわたしと9のだんなさん
どう見たってだんなさんに負担が・・・
その上わたし11を引きずる3、自分自身でもややこしいわ・・・
よく見守ってくださった・・・
ありがとう。
記念日のお食事会
9年の間にはいろいろあったな。
エスカルゴ
一度、来てくれた子、生まれてたら8歳か
前菜 牡蠣のフリッターのサラダ
あのときはほんとにうれしかった。
だんなさんと会ったときには、すでに亡くなられてた彼のお母さんに会えたような
脈々と続く遠いところからのバトンをしかと受け取ったような誇らしさを感じてうれしかった。
ほんの数週間の母体験だったけど、たしかにお腹に居た
あの感覚が経験できてよかった
でも初めてのことで、ちゃんと生きてるか
不安が先に立ちすぎて
こんなことなら、もっと授かった喜びを満喫したらよかったよ
カリフラワーのスープ
あのあと、いろいろ治療に臨んだりしたけどうまく行かなかったな
前に罹った婦人科疾患の影響で卵管が癒着してるみたい
気が遠くなるほど痛かった卵管造影
意識が朦朧とする中、陣痛の痛みを経験することができないなら
この痛みは味わっとこうと耐えたけど
看護師さんに『陣痛の痛みはこれより痛いのですか?』
と尋ねたら、『それでも陣痛の後には喜びがあるからねぇ・・・』と
答えられ、ちょっと悲しかった
鯛のパイ包み焼き
女性の人生の中で子を生み育てる、というのは大きなテーマでしょう
それ以上の社会貢献はない、そう思うわ
でも、わたし、それをすっとばして人生送るんだよね
子どもを生み、育てる
その中で成長する
そこ、すっとばすんだよ
それってええの?
自分の人生への問いかけ。だんなさんの人生への問いかけ。
医療技術を持ってすれば可能かもしれない。
とことんまで努力しきってない。ええのん?
でも、天の采配なら自然に授かれるのを待ちたい。
パセリとグレープフルーツのシャーベット
数年前『うまれる』という映画が新開地で上映されてるのを知って
とても観たかった。
でも、ちょっとやっぱり観るのに怖気づいた
このたび近くで上映される。気になるけど
ひっそりひとりで見て、自分の世界で受け止めたいな。
牛タンの赤ワイン煮込み
牛ヒレステーキ
今でも
ママのための~
とか
ママが~
ってフレーズを目にすると、ちょっと目を背けたくなる
でも、もうこんな気持ち、手放したいな。
子どもを持たない人生でええか。
苦労知らずでなめなめな甘ちゃんでも、なんかの役には立てるやろう
子どもを持たない人生でもええか?わたしたち。
キウイのソルベ・さつまいものタルト・チョコレートムース
ずっとずっと問いかけてきたけど、答えは出ないまま時間が過ぎた。
もう答えを求めるのは、しなくていいのかも。
車の中、斉藤和義の『ベリーベリーストロング』を聴きながら
『なんでかこの曲聴いてたら、泣きそうになるねん』と言う夫
わたしもそうやってん。
なんで泣きそうになるんか、聴きながら思い巡らせてわかった
普通の日常がすごいってことが琴線に触れるからや
これから刻む日常がどんなものになるかわからへんけど
こうやって同じ曲を聴いて、心を共有したり
同じものを観て、心を通わせたり
そうやって過ごしていきたいです。