滋賀からベリーダンスを発信!!
Black BerriesのYoshieです。
ある日、突然、
我が子の足が、動かなくなってしまう。
そんな事になったら、家族一同、大慌て
まあ、それが、普通よなぁ。
だけど、我が家は、
「まあ、長い人生、そんな事もあるやろう」
それだけで、片付けてしまうんやから。
1年前に起こった、我が家のミラクル。
車いす姿の我が子を、見る事になるなんて。
いつの間にか、私の背を抜いて、
それからは、私を、見下ろしてたくせに、
私が、見下ろす事になるなんて。
車いす生活のエピソードは、色々ある。
私が口を開くと、全てが、お笑い話となってしまい、
聞いてる人も、笑い泣き。
どこまで、関西人やねんと思うけど、
まあ、悲壮感漂わせるよりは、
人生、こんなもんやでと、笑い飛ばしたい。
感謝しても、感謝しても、足りぬほど、
沢山の人に助けて貰ったな。
台風一家前後は、
見事に雨だらけで、お参りウォーキングも休み三昧。
昨日は、歩きに行けました。
「帰るまで、雨、降らんとって欲しいなぁ」
と、何気に、反対方向の歩道を見ると、
車イスのおじいちゃまを発見。
こんな所を一人でなんて、どこまで行くんやろ・・・。
あ~、久々に来れたなぁと、ホッとしつつ、
さて、家に帰るかと歩き出したのは良いが、
おじいちゃまの行方が、気になる(笑)
気になる。
気になる・・・。
「こんにちは~。どこまで、行かれるんですかぁ」
声を掛けてしまった、私。
「○○大前まで」
「えっ、ええーーーーー」
この辺りを知って居られるなら、同じ事言うはず(笑)
真っ直ぐの一本道とは言え、だいぶあるがな。
「私、押して行きますわ」
おせっかい女参上
おじいちゃまとの数十分旅の、始まり、始まり~。
「何処にお住まいですか」 と聞かれ、
「○○町って言っても、分からんでしょう~」
と言ってみたが、不動産業をされてたとか。
大変失礼致しました。
私よりも、地理が、入っとるがな
86歳にして、最近まで、お仕事されてたとか。
一番驚いたのが、
今朝、同じ道を通り、駅まで一人で行ったそうな。
嘘やろ~。
車イスで、1時間ほど、掛かったかなって、
サラッと言わんといてよ~。
その後の行き先を聞いて、更に、驚いた。
あの駅で降りて、あの坂道を、どうやって車イスで・・・。
思わず、聞いてしまいました。
世の中、親切な人、居るんやねぇ。
近所の人が、坂道、押してくれはってと。
喋ってたら、あっと言う間に到着。
ふと、あの話を思い出しました。
その昔、私が、N.Zに行ってた頃、
今でも、なんでこんな駅にと思う、最寄り駅に、
外国の方が、財布を無くしたとかで、座って居たそうな。
それを見たおばば様、
「ああ、今、Yoshieも、
見知らぬ人に、助けて貰ってるかもしれない」
「2000円、渡したんや」 と聞いた時は、
「あんた、アホチャウカあんな駅で、嘘ちゃうの」
と、まだまだ血の気たっぷりのYoshieは言いました。
「嘘かもしれんよ。でもな、また、あんたが、
回り回って、助けて貰えたら」 と。
親と言うモノは、こんなもんかもしれませんな。
予定よりも、遠くまで来てしまった私。
1円も、持ってない(笑)
結局、元来た道を戻る事に。
勝手に、名乗り出たとは言え、
何となく、お兄の恩返しが出来たかなと、
これまた、勝手に喜んで、足取り軽く帰りましたとさ。
家に帰ったら、1時間半も経ってた(笑)
お陰で、バレーの練習前ウォーミングUP、完了
おじいちゃま~、
頼むし、バス乗って(笑)
今度見たら・・・、また、押してしまうんやろうなぁ、私。