まだまだ健在!清平詣で
何とか無事に帰って来ました。本当に行きたくなかったんですが、皆さんに励ましやアドバイスなど頂き、なんとか元気を出して、朝6時半のKTXに乗って釜山を出発しました。KTX,一般室だからか、思ったよりも座席が狭い。飛行機のエコノミークラスのような感じでしたね。やっぱり新幹線がいいな~と思いながら1時間ほど寝て目を開けると、大田は雪景色でした。そしてあっというまに、9時過ぎにはソウル駅に着きました。すぐにチャムシルから10時40分に出る清平行きのバスに乗るために、停留所に向かいました。「10時ちょうどに着いて、あと40分もあるな~、朝だから、まだ誰もいないだろうな~。」ところが、地下鉄の階段を登りきって、目の前に広がっている光景に啞然…停留所の前には、すでに相当な長蛇の列が!並んでいるのはほぼ全員シック。しかも在韓日本人とその家族たち。私のように、一人の者はあまり見かけませんでしたね。「え~っ!だって受付夜の7時までだよ!」みなさんやはり清平の達人なんでしょうね。混まないうちに早め早めに行くんですね。多くてもとりあえず乗るしかないんで、トイレを済ましてじーっと待ちました。しばらく周りの人を観察していると、ほとんどが同じ教会の人のようでした。おそらく天福宮でしょうね。みなさん子供連れ。中学生の集団もいましたね。まだまだ小さいお子さんがいる人も多いんだな~。こんなのについて行ってあげる心優しい旦那さんもいるんだな~。いつまで経っても変わらない光景だなあ~…なんて思いながら、ひたすら早くバスが来るのを待ってました。暖かくなったとはいえ、やっぱりソウルは寒かったです。バスの到着時間が近付くにつれ、どんどんと前に並ぶ人が増えていきました。お互いに場所とりしてたんですね。それでも何とか乗れるかもしれないからと思い、待ってみたんですが、結局予定していたバスには乗れませんでした。次は11時20分。また待ちました。どんどんどんどん人が増えていきました。もう少し遅かったら、このバスも逃すところでしたが、なんとか立ちで乗車!取っ手が無いんでダッシュボードの端をつかんで行くのですが、手はしびれるは、腰が痛いわ、人の熱気で熱いわ…しかも途中で渋滞に合ってしまって、45分で行くところを、1時間半もかかって到着しました。バスを降りて、ダッシュで受付まで行く途中にもすごい人の波が!受付のある地下の階には、すでに足の踏み場も無いほど、レジャーシートや毛布が敷かれていて、どこに何があるかもよく分からない。「先祖祝福の受付は待機500人らしいよ」なんて言う声も聞こえ、思わず途方にくれてしまったんです。そして心配にもなって来ました。「今日中に済ませて帰れるかな…」でも、その時ちょうど目の前に、「未婚者1世祝福受付」と韓国語で書かれている窓口を見つけ、前に20人ほどの列が出来ていました。そこは幸い、番号札は取らず、並ぶだけで受付が出来て、少し待ちましたが、思ったよりは早く、受付を済ませることが出来ました。現役の時だと「導かれた」とか思ったんでしょうけどね。並んでいる間、色々迷ったんですが、献金は結局済ませて来ました。何かあったら、結局また私が行かなければならないので、出しました。1万円分の韓国ウォン11万8千ウォンと修練費3万5千ウォン。本当は今年の2月に子供連れて、日本に帰ろうと思って貯めていたお金があったんですが、母には「祝福もあるし、今年はこっちに来ないできちんと条件立てなさい。そのお金で今回のおばさんの祝福式もしてあげたほうが意味があるんだから」と言われて、行けなくなったので、日本で親孝行するつもりでそのお金を使いました。私にとっては手切れ金ですね。バスに乗る前に、とりあえずお手洗い行かなきゃと思ったんですが、トイレの前にも長蛇の列。どこに行っても人、人、人で酔いそうでした。外にはカフェとか、屋台とかがずらーっと並んでましたよ。食堂には入りきれないだろうから、こんなので食事済ませるんだろうな、と思いましたが、私は持って来たおにぎりでがまん。ここって復帰されたエデンの園とか言われてたけど、実際の光景は、戦争が起きて非難している場所みたいでした。ウエスタンや中国人もいましたが、ほとんどが日本人。ぎゅうぎゅうに積めて、お金取るんですね。信者は人間扱いされてない。不衛生だし、あれじゃ病気になるぞ。デモニム、この期間にまた相当の現金稼ぎましたね。まだまだみんなお金出せるんですね。帰る途中で何台も清平に向かうバスが見えました。「母が来たら大変だったから、これでよかったんだ」とだけ思うようにしました。停留所に行って、来たバスに取りあえず乗って、途中でソウル行きのバスに乗り換えて、ターミナルに着いたらすでに4時過ぎてました。ソウルに着いても、人だらけ。公衆トイレも並ばなきゃならないし。その時の私にはもう、ソウルを楽しむ目的なんて吹っ飛んでしまい、釜山に帰りたいとしか思いませんでした。まっしぐらにソウル駅に向かって、釜山行きのチケットを買い、腹ごしらえにおいしくもない駅構内の5500ウォンのうどんを空腹に詰め込み、とっとと5時過ぎのKTXで帰ってきました。帰りのKTXでは爆睡。終着だから乗り過ごさなかったようなもんです。**********取り合えず、無事に行って来ました。信じてない人から見ると狂気の沙汰。でも、まだ信じてあそこで必死に祈祷している人達がまだあんなにいるんだな、と思うと、教会がなくなることはないんだろうか、という気がしました。そしてそれを前提に、離れた私が、母とうまく付き合っていく方法を模索していく必要があるな、と感じました。行きのバスの中で、席が狭くて泣いていた女の子。食堂に入れなくて、お腹がすいたと言って駄々をこねて怒られている男の子。寒いのに外で無邪気にキャッチボールしていた男の子達。この子達も、物心つく前から、親から信仰を強制されているんだと思うと、なんだかやるせない気持ちになりました。何年か前の私は、「子供が祝福を受けなかったら、清平に住み込んで、一生奉仕して神様の前に懺悔する生活をする!」なんてことまでも本気で思ってました。私も、この子達の親のように、盲信していたんですね。家族みんなを苦しめていたんだなあって。。。清平に行って、過去の自分の愚かな姿を目の当たりにしたようでした。そして、「もう絶対に戻りたくない」という思いが、更に強くなりました。