手術室に入り、自らの足で手術台に寝る。まさにまな板の鯉orあざらし?

あとは医師に託すのみ。

看護師さんにより酸素マスクがつけられる。緊張感が増す。

体に様々な機器が装着される。緊張感がさらに増す。

「麻酔を掛けるときは声を掛けますので楽にしてて下さい」と言われたと記憶しているのですが実際には気づかないうちに眠ってしまいました。と思われます。

 

事前に手術時間は早ければ4~6時間と聞かされてました。実際は8時間。妻と母が付き添いで来ていてくれてたのですが、なかなか終わらず不安な時間が費やされていたそうな。。。

 

当然私には手術中の時間の経過は全くわからず。終了したあと、即起こされたようでした。

そのときは痛みはそれほど感じられず、ただ、体のだるさと言うか、動きがままならない状態でした。

 

妻の顔が目の前にありました。ほっとしました。妻とVサインで写真を撮り元気さをアピール。

インスタ用の写真も完璧。このあとは、爆睡。。。麻酔も効いてきて翌朝まで夢の中へ。

 

今回のわたしの手術、膵頭十二指腸切除術は消化器外科手術の中ではかなり難しい「高難易手術」だそうです。

まずは癌に侵された十二指腸の摘出、胆嚢の摘出、胃と膵臓の一部を切り取る。

次に小腸を引っ張ってきて肝臓と胃と膵管との縫合。

もはや人造人間?フランケン?てなことはありませんが、かなり体内の構造は健常者と変わってしまったようです。

術後は膵液漏など合併症も多く本当に元の生活に戻れるのかということで不安を感じました。

 

やっとの思いで、ひとまずピークは去ったのかなと思いつつ術後の回復期に突入しました。