備忘録としてまとめます。
職業として成年後見人になれるのは、弁護士・司法書士・社会福祉士。
…だったはず?
「後見をやってみたい」と言いながら、恥ずかしいことに行政書士も業として成年後見業務に関わることができるようになったこと、知りませんでした。(2023年3月 総務省通達より)
ということは、私は社会福祉士としても、行政書士としても、登録をすれば即活動できるのか?ということで調べました。
①行政書士…コスモス成年後見サポートセンター
HPの記載だけではよくわからず、問い合わせしました。回答として、
・行政書士登録後に、研修を受ける必要がある。(資格合格者、の肩書ではNG)
・研修の具体的な方法は、各都道府県でやや異なる。
・費用不明(回答がありませんでした。ですが経験者のHPを拝見すると書籍代のみ?ここは再問合せ要する)
・期間はおおよそ半年程度?こちらも都道府県で異なる。
・毎年行政書士の年会費+コスモスへの年会費約30,000円の負担が発生する。=併せて80,000円
【結論】行政書士登録→研修→成年後見名簿登録の流れで、賞味1年かかると考えたほうがいい。
②社会福祉士…
こちらはHPではさらに分かりにくかったです。一度事務所へ行ったほうがよさそうです。
ですが、
・日本社会福祉士会への登録を要する。
・その後、基礎研修ⅠⅡⅢをそれぞれ1年かけてクリアし、その後に成年後見研修が受けられる。
・費用は50,000円程度?要確認。
【結論】社会福祉士として成年後見活動を開始するには5年位かかりそう…。
現在行政書士が占める成年後見人の割合は3~4%というところなので、社会福祉士の肩書を使えたほうがメリットがある!と思ったのですが、現実はそう甘くなかったです。
疑問が残るのは。
成年後見活動に関わる社会福祉士・行政書士の先生を知っているのですが、この方のお名前はHPには記載がありませんでした。ということは、研修自体は成年後見活動に必須ではないということでしょうか。もしくは退会か。
研修&登録をすると、「行政書士会・コスモスからのお墨付きをもらえるよ、(場合によっては仕事をふってもらえるかも?分かりませんが)」というメリットがあり、その恩恵を受けない=自分で探して受任する、のであれば成年後見活動即スタート!もできるのかもしれません。
もちろん人の財産にかかわる部分ですので、ろくな勉強もなしに即スタート!とは考えておりません。私の知識だと研修は必須と考えています。
一度この先生にご連絡を差し上げたい、と思います。