IRIS療法+ベバシズマブBS 11クール4日目 気が付けば苦手な自炊強化からも2年経過。 | 50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

50代夫が大腸がんステージ3cから再発。がんと共存療法中。

2022/07/14 S状結腸がん手術(ステージ3c)
同年9/16からゼロックス療法開始
2023/9/5再発(腹膜播種)ステ4
2023/9/21からIRIS(イリノテカン+S-1) + ベバシズマブBS

昨日も無事に1日が過ぎました。

 

天気の急変などはなかったのですが、とにかくいまだに猛暑日で健康な自分でもなかなか厳しい毎日です。

 

点滴から4日目の夫はまだ下痢が始まっていないのが救いです。

暑さか下痢かどちらか1つでお腹いっぱいですよね。

 

先日社長から買ってもらえることになっていた仕事用の靴が自分のトラックに置かれていたそうです。

アシックスのやつで2万円くらいするものだそうです。今までは家計から捻出していたので助かりました。

 

靴の話はここで書いたものです。

 

 

手段は何であれ、夫は狙っていた革ジャンを手に入れて靴も手に入れてごきげんです。

2週間に一度のつらい点滴の継続意欲につながると思います。

 

こちらとしては再発から1年が無事に経過したお祝いのような革ジャンが13万円程度でしたから、2年目は何を頼まれるのかドキドキしますがガーン

 

 

2年目の元気に向けての副菜です。

洗っただけの見切品のイエローミニトマトと我が家には新作の「レンチンごぼうのマヨあえ」です。

 

3分クッキングの近藤幸子さんのレシピの味付けを参考にしました。

こちらのリンクでプラスエコレシピとして掲載されています。

 

粒マスタードではなく通常のマスタードで作り、彩りに冷凍のむき枝豆入れてみましたが、なかなか美味しくできました。

マスタード好きの夫にはもってこいのレシピです。

科学的に抗がん作用を多く含んでいるらしいです。

 

ごぼうを水にさらさないのでポリフェノールのたっぷり。

こちらもガン予防によさそうですよ。

 

夫が大腸がん手術後に退院してきてから必死で始めた自炊。

もともと不得意分野だったので夢中ではじめましたが、2年が過ぎている今はだいぶよくなってきました。

 

ここまで自分が来るまでの道のりはお恥ずかしいものでした。

余計な調味料を持ってそれらを使い切ろうとしてあれこれ食材に手を出す。

自分の家に見合う調味料や食材の種類や量が把握できないから無駄に買い物をする。

お金をかけた方がいいものとそうでないものがわからないから全部高いものを買う。

(良い食材なら、料理が多少下手でも良い味がすると思っていた)

とにかく「美味しい」と言わせたい。

自分の家に似合うレシピがわからないから色んなものを作ろうとする。

まじめなのでレシピ通りに材料をきっちり揃えようとするから高くても食材を買ってしまう。

かっこつけてコスパを追い求めて自分の家に見合わない大容量のものを買い、使うことに必死になる。

自分の意見がないからいつもかごがいっぱいになる。

手抜きがヘタなので大したものを作っていないくせに疲れる。

手抜きをするために作り置きをしているのに休日に作り置きに半日くらい費やしてくたくた。

出来ないくせに手を抜こうとするから本当に手抜きになる。

出来ないくせに余計なアドリブをして結果美味しさ半減。

スマホのお気に入りに2度と作らないレシピがいっぱい。

 

 

書ききれない数々の失敗を繰り返して学び、やっと今はかたちになってきています。

いつぐらいからかわかりませんが、本当に気が付いたらラクにできるようになっていたという感じです。

手抜きというのは慣れているからこそできるなんですよね。

 

出来ない人が手抜きをしたら本当に手抜きになります💦

 

今ではノープランでスーパーに行くことが基本で、家の冷蔵庫の中の残りと相談しながら野菜コーナーの見切品やお買い得品をチェックするところから試合開始。

なるべく美味しく安く種類豊富になるように野菜を選んであわせる魚や肉を決めます。

カットフルーツも物色。

野菜とフルーツを多く摂取するように心がけています。

 

立ち寄った日にあまり収穫がなければ最低限の買い物にし、また次の日にでも出直すことにしています。

 

 

「継続は力なり」を実感する日々。

毎日毎日いろんな学びがあるのでゴールはありませんが、2年前よりは確実に夫を喜ばせることができるようになっています。

 

始まりはブロ友さんにすすめられた1冊の本から。

 

 

買い漁って増えすぎたレシピ本を断捨離したことがあるのですが、この本は手元にあります。

大腸がんのことも色々と書いてあるので読み物としてもおすすめです。

 

余談ですが、昨日のコープの米コーナー。

肉眼で見た久しぶりの5㎏の米。

 

 

夫がもし旅立ったら私は自炊を続けるのでしょうか。

 

絶対にやります。

ヒトの為に作る生活が終わるだけです。

 

夫が入院していた時に100%と言っていいほど買ってくる弁当などで暮らしていたらお腹の調子がよくありませんでした。

で、ある程度自分の為に自炊をするように切り替えたら自然に治ったので大切さを実感しました。

 

食事と体の調子は関係している。

毎日必ず行う事だからそこをちゃんとやることは重要だと学びました。

 

 

盛り付けはなかなか成長しないのですが、引き続きコツコツと映えない写真とともに自炊の歴史をアップしますのでお付き合いよろしくお願いします。