欧州の実態(今回は東ドイツ) 2024/07/11 | プルサンの部屋(経済・世界情勢・株・通貨などを語るブログ)

俺は以前、何回も欧州へ飛んだことがあり、ドイツのライプチヒも。
ライプチヒは音楽の街です。
ドイツの極右派(AfD党)を強く支持するのも東ドイツ圏だ。
街の様子が、フランクフルト(旧西ドイツ)の街と何か違う。
高いビルがない。
中心部を離れると、公団アパート風の建物が多い。
公共施設の建物が画一的。
そうだよ。
ここは旧東ドイツだ。
東西冷戦後、東ドイツの人々は喜んで西ドイツ側へ行ったが、ほとんど失望して、東ドイツ側に戻って、現在は極右派のAfD党を応援して、AfD党が躍進して、第2党。
いずれかドイツの第1党になる可能性が非常に高い。

オーストリアはスイスと同様に中立国家だが、西側陣営になじめなかった。
民族的にドイツ系でドイツ語を話すオーストリアも極右派だ。

東西冷戦当時の東側の国、ポーランド、チェコスロバキア(現在はチェコとスロバキア)、ルーマニアで見たあの建物です。
よく見ると、100年以上前の建物はいわゆるドイツ風、50年前の建物は冷戦時代の東側の国のよくある形の建物です。
このアパートは懐かしい風景です。
どうもアパートの中はリノベーションされているようです。

古いロシア製(チェコスロバキア製もある)乗用車がまだ走っていました。

ヨーロッパの物価が本当に高い。
日本円に直すとさらにもっと高い。
昼食も4000円ぐらいします。
ホテルで食べたのですが、ハンバーガーとポテトで日本で4500円。

肌感覚、物価水準で考えると1ユーロが100円ぐらいが妥当だと感じるのですが、それが今1ユーロが165円やから、本当に高い。

これでは来日客(外国人観光客)が日本は何でも安いと感じるでしょう。

もう一つ、フランクフルトでもライプチヒでもEV車を街で見かけません。
ライプチヒの名所で駐車場の車を調べてみましたが、EV車は100台当たり1台以下でした。

確かの新車販売では30%ぐらいがEV車らしいのですが、街でぜんぜん見かけません。
タクシーも全部ガソリン車かディーゼル車です。
駐車場にも充電ステーションを見かけません。
アパートの地下駐車場には充電器ステーションがあるそうですが、地上では見かけません。

ドイツのゴム関係者に聞くと、ミュンヘンあたりでは、結構EV車が走っているそうですが、ドイツの地方都市、また東ドイツ地域ではEV車はほとんど走っていない。

やはり中古車市場での評価がきまっていない。
充電ステーションが少なすぎて、かつ充電に30分もかかるのでは、高速道路をよく走るドイツ人にはEV車は向かないのではと言っていました。

ドイツ政府も方針を修正しています。

日本の方がまだEV車を見かけるような気がします。
日本の報道機関と日本の新聞の発表と実際とは相当違う気がします。
日本政府と日本メディアマスコミは大嘘つきですね。