イスラエルのガンツ前国防相「ガザ統治案承認なければ戦時内閣離脱」20240519 | プルサンの部屋(経済・世界情勢・株・通貨などを語るブログ)

イスラエルのガンツ前国防相「ガザ統治案承認なければ戦時内閣離脱」

パレスチナ自治区ガザでの戦闘をめぐり、イスラエルのガンツ前国防相が18日、記者会見を開き、ガザでの戦闘終結後の統治計画をまとめ、承認することをネタニヤフ政権に求めた。
ガンツ氏は、政権がこの要求を6月8日までに実行しなければ、政権から離脱する考えを明らかにした。
ガンツ氏は「10年前のネタニヤフ氏なら正しいことをするだろう」と述べた。
イスラエル紙ハアレツなどが報じた。
ガンツ氏は野党の党首だが、昨年10月のイスラム組織ハマスのイスラエルへの急襲を受け、ガザでの戦闘の方針を決める戦時内閣に加わっている。
世論調査では、首相にふさわしい政治家としてネタニヤフ氏を上回り、支持率は首位となっている。

ハアレツによると、ガンツ氏は会見で、
ハマスの打倒とガザの非武装化
▽将来のガザ統治の基盤となる米国や欧州、アラブ諸国、パレスチナとの民生部門の共同統治▽サウジアラビアとの関係正常化の推進など6項目の目標を実現するための計画を求めた。
そのうえでガンツ氏は早期の選挙の実施を支持するとも述べた。