ボルティモア橋崩落で米国の経済崩壊へ 2024/04/01 | プルサンの部屋(経済・世界情勢・株・通貨などを語るブログ)

ボルティモア橋崩落で米国の経済崩壊へ 2024/04/01

ボルティモアの橋崩落で2400人の港湾労働者が職失う恐れ-労組が指摘
2024年3月28日 12:45 JST
米メリーランド州ボルティモアの大型連絡橋がコンテナ船の衝突によって崩落したことを受け、数千人規模の港湾労働者が職を失いかねず、支援策についてまだ確固たる計画はない。国際港湾労働者協会(ILA)の現地支部のプレジデントが27日、明らかにした。
ILAのボルティモア支部プレジデント、スコット・コーワン氏はインタビューで、「2400人の組合員は間もなく職を失うことになる。組合員らが給料を得て、家族を養い、食卓に食べ物を並べられるようにすることを、まず考えている」と語った。
コンテナ船「ダリ」が26日にボルティモアの「フランシス・スコット・キー・ブリッジ」に衝突し、橋が海に崩落したことを受け、ボルチモア港は閉鎖されている。この事故では6人が死亡したとみられる。同港は航路が確保されるまで閉鎖が続く見込みで、あるサプライチェーン企業の幹部によると5月までかかる可能性がある。
港湾労働者は、港が閉鎖された場合の賃金保証がないまま、必要に応じて毎日雇われているとコーワン氏は指摘。ただ、連邦政府当局がILAおよび同港幹部と協議し、当局は仕事を失った場合の支援方法を検討していると同氏は説明した。ブティジェッジ米運輸長官は最優先事項の一つだと語っている。がれきの撤去にどれくらいの時間がかかるかの見積もりは示さなかった
また、メリーランド州議会議員は今回の事故で影響を受ける人に緊急支援を提供する法案を準備しており、ムーア州知事も支援の方法を検討している。同知事の事務所はコメント要請にすぐには返答はなかった。
ILAも組合員救済のための計画に取り組んでいるが、港湾の雇用者側は「非常に協力的」で、組合員の一部に施設メンテナンスの報酬を支払う予定だとコーワン氏は説明した。