ガザ(イスラエル侵攻)戦争で、今後の動きを解説する。
南アフリカ議会で決議があった。
1.イスラエル大使館の閉鎖
2.イスラエル大使の追放
3.イスラエルとの国交断絶
南アフリカ人はアパルトヘイトを知っている。
国際刑事裁判所にネタニヤフの逮捕状を要求した。
南アフリカはもともとイギリスとオランダが統治した国
現在は英米オランダよりは、サウスグローバリストな国。
南アフリカは、イスラム諸国やアラブ諸国が足を踏み入れなかったところに、勇気を持って足を踏み入れた。
アラブ諸国の中で、米国が石油の顧客である国はまだここまでできない。
BRICSの11カ国が紛争解決に動き出した。
ガザ・コンタクトグループ
サウジアラビア、エジプト、ヨルダン、トルコ、インドネシア、ナイジェリア、パレスチナ
北京: 王毅外相と会談
モスクワ: ラブロフ外相と会談
2024年1月1日からロシアが議長国。
バイデン政権は苦しい立場に陥っていくと予想される。
予期せぬ世界的な反発に苦しんでおり、せいぜいネタニヤフをなんとか説得し、ジェノサイドの「一時停止」が精いっぱい。
英米イスラエル以外の世界はほとんどが「完全なる停止」を要求している。
米国民の多くは「完全なる停止」を支持。
つまり、2024年米大統領選でバイデンが勝てる確率が格段に下がる訳。
ガザ沖のガス田
ガザ沖に埋蔵される膨大なガス田
米ドル建てで売買
米国/イスラエルの狙いはガス埋蔵量を全て没収。
将来の優遇顧客であるEUに売りたいのだ。
だが、BRICSの議長国が2024年からロシア(プーチン)になるから、ロシアにけん制される可能性は非常に高い。
インド・中東回廊(IMEC)
EU、イスラエル、サウジアラビア、インド
米国が構想している。
米国/イスラエルが米ドルで取引
ロシアとイランのエネルギーがEUに売られるのを阻止したいのだ。
BRICSには来年からイラン、サウジアラビア、エジプト、UAEの中東勢も加盟する。
これからバイデンのせいで、米国の覇権(世界の警察だと自称してる米国のメンツがなくなっていく)低下が加速していくはず。
BRICS(ロシアが中心)側が世界の運営を握るようになる。