習近平主席と李克強首相の内戦開始 2022/06/17 | プルサンの部屋(経済・世界情勢・株・通貨などを語るブログ)

俺の方がもっと先に書いてきたし、俺の見解が次々と報道機関が報じるようになるね。
嘘をついてると言われると、メディアマスコミは勝ち目がないからね。

報道とは事実を伝えるのが仕事なんですよ。
嘘を伝えるって、崩壊しますね。

いよいよ習近平主席と李克強首相の亀裂が鮮明に。

【独自解説】習主席“生涯主席”への道に異変!?政権No.2が“ゼロコロナ”に異議…専門家「共産党の分裂が見えるダメ状況」
6/15(水) 14:00配信 読売テレビ
“ゼロコロナ”政策を続け、経済が低迷する中国。そんな中、異例の3期目続投を目指す習近平(しゅう・きんぺい)国家主席ですが、今政権内部で異変が起きているとの見方があります。にわかに注目を集めるのが、政権ナンバー2の李克強(り・こっきょう)首相との発言の“ズレ”です。いったい何が起きているのか、中国事情に詳しいフリージャーナリストの福島香織(ふくしま・かおり)さんが解説します。

Q.上海はロックダウンが解除されたものの様々な制限がある一方で、北京ではナイトクラブなどでクラスターも発生していますが大規模なロックダウンはしていません。上海と北京の違いはあるのでしょうか?
(フリージャーナリスト 福島香織さん)
「北京は首都ですから、首都を完全にロックダウンをするとかなり混乱するからだと思います。上海は習政権にとって、『政敵の街・言うことを聞かない官僚の街』のようなところもあるので、権力闘争が背景にあって、ごり押しをしている可能性もあります」
Q.上海は良いが、政権の中心である北京がロックダウンするのは、政権としてもダメージがあるということですね?
(福島さん)
「そうですね。北京の政治の中心である中南海の近所でも封鎖されたりしていますから。これが中南海に広がってしまって、中南海がロックダウンされるようなことはあってはいけないことですので。ただ、北京のロックダウンをやらないという安心材料もなかったりするんです。3月中旬くらいまでは“中国の経済エンジン”である上海をロックダウンするなんてありえないと皆思っていましたので。それをやってしまったというところが、今の政権の恐ろしいところだと思います」


習主席が警戒する“No.2”李首相

一方、中国共産党のNo.2である李克強首相は、北京大学の経済学部で経済学博士号を取得。大学時代には、共産党のエリート集団である青年組織、「共産主義青年団」の幹部にもなっています。2013年、首相に任命されました。当時のトップ・胡錦濤(こ・きんとう)前主席に“主席候補”として後押しされるも、習近平支持者に押し切られた形だったといいます。関係筋によると、高い手腕を持ちながらも慎重な政治家で、市場開放を志向する一方、思想よりも実利を重視する人物だということです。福島さんは「李首相は、習主席に思うところはあるが、真面目で官僚気質、野心がないとも捉えられる。しかしそこが、反習主席派が押そうとしている理由でもある」としています。
5月18日、李克強首相一行が雲南大学を視察した際、多くの人がマスクをしていなかったということで、中国メディア「新華網」もマスクなし写真を掲載して視察の様子を伝えています。福島さんによると「屋外でマスクを外すことは習主席も行っているが、李克強首相の行動は、国の内外からも意味深に捉えられている」ということです。
Q.密になってもみんなマスクをせず、マスクをしていた側近の人が慌てて外す姿もカメラに収めらてれていたということですから、意味深ですね。
(福島さん)
「そうですね。実は習主席も、こういう屋外の活動でマスクをしてないということ自体はあります。指導者というのは、『自分が健康で強いんだ、ウイルスなんか怖がっていないんだ』ということをアピールしないといけないので、それは習主席も同じだと思います。ただ、中国国内の写真の載せ方など報じ方が、李克強首相を持ち上げているような雰囲気なので、みんな『これは意味深ではないか』と言っているのは事実です」

5月25日、10万人以上を動員した経済のテレビ会議が開催されました。その参加者には李克強首相のほか、4人の副首相や経済関連の中央官庁の責任者など重要人物が多数いる中、習主席は不在だったということです。そこで、李克強首相は中国の経済について、「パンデミックの打撃を受けた2020年よりも深刻だ。我々は防疫対策、コロナ対策と同時に経済発展の任務もやり遂げなくてはならない」と述べたといいます。福島さんによると、「習主席は“ゼロコロナ”堅持を主張しているため、中央政府に“2つの司令部”があり現場官僚は混乱している。歴史的に見て“2つの司令部”があると、権力争いがより悪化する可能性もある」ということです。
Q.“2つの司令部”は、どういう意味ですか?
(福島さん)
「まず“司令部”という言葉自体にかなり歴史的な意味があります。毛沢東氏が文化大革命を始めるとき『司令部を砲撃せよ』と言いました。この司令部というのは、当時の劉少奇(りゅう・しょうき)氏や、とう・しょうへい氏などの実権派と呼ばれた人達なんですけれども、毛沢東氏の大躍進で中国の経済を非常に悪くさせ、人民が飢えているときに劉少奇氏が現実的な経済政策を取ったので、大衆は、『人民は劉少奇氏についていけば、飢えから救われる』と言って、劉少奇氏を持ち上げました。そんな劉少奇氏を潰したいがために、この権力闘争の延長で文化大革命が起きた。つまり“2つの司令部”という言葉が中国人たちの間で上るということは、みんな今は文革前夜の状況を思い出しているわけです」
Q.今もし、“2つの司令部”があるということになってくると、中国は大きな権力闘争、大混乱に陥る可能性があるっていうことですね?
(福島さん)
「そうですね。共産党は団結しなければいけないという建前がありますが、現実的には中でいろいろと分裂して権力闘争もしている。それがこんなふうに外から見える状況になってしまったら本来はダメなんですけれども、そういう状況になっています」

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https://news.yahoo.co.jp/articles/d041921a581ea80d9464f042dc207abbd095a2eb