今日は、朝からお味噌を作りにいってきました。

毎年この時期にお味噌を仕込むのですが、

いつも菌ってすばらし~ということに思いを馳せます。

お味噌が発酵するのも麹菌が生きているから。

人間も、いろ~んな菌と共生している生き物です。

みんな、乳酸菌などいい菌とされているものは

積極的に取り入れようとしますよね。

そして、いわゆる悪い菌、については

積極的に排除しようとします。

溶連菌、ブドウ球菌、などなど

症状を引き起こす菌たち。


しかし・・・

本当にこれらは悪者か??という話で。

菌が広がっていくのは

広がるべき土壌があるから、なわけです。


土壌というのは、体。

どんな体かによって、菌の動き方が変化する。

一気に菌がはびこるってことは、

その理由が「体側」にある。

それを菌が悪いといって、すぐに抗生物質を飲んでいては、

いつまでも土壌は改善されません。


これって、心の土壌も同じです。

人間関係でいやなことがあった時に、

「あの人が悪い」とするのは、

「菌が悪い」と言っているのと同じ。


そもそもなぜ自分がそれで嫌な気持ちになるのか?

何に反応しているのか?

観ていくことなく外側のせいにばかりしていると、

いつまでたっても、心の土壌は変わらない。

いつまでもいやなことは続くことになります。


なんでも本質は同じなんですよね、という話です。