もうずいぶん前になるのですが、

2011年のJPHMAコングレス(ホメオパシーの学術大会)で

ポスター発表させてもらったケースを

紹介したいと思います。

デトックスすることで、体に余力ができ、

妊娠したケースということで、

参考になればと思います。

クライアントさんは30代前半の女性。

主訴は、ひどい生理前症候群と関節炎。

それにまだお若いのに歯が折れたり、

髪が細すぎるなど、早すぎる老化など、

いろんな症状がありました。

その中でもお困りだったのは

膝や手首が腫れて痛みがあり、

特に生理前になると悪化するという症状でした。

ホメオパシーのセッションでは、

そのような症状が出てくる前に、

人生でどんなことがあったか(したか)が

重要な手掛かりとなります。


この方の場合は、海外移住の際に行った複数のワクチンが

ポイントとしてありました。

ワクチン接種後に明らかに調子が悪くなっている。

その場合、ホメオパシーではデトックスを試みるのです。

そしてこの方の場合は、

2回目のセッションでワクチンのデトックスをしました。

(デトックスのレメディーだけではなく、

症状そのものに合うレメディーや、

内臓のサポートなど、

多角的にお選びしています。)

するとレメディーをとり始めて3,4日後に

ずっと痛かった膝の痛みがほとんどなくなりました。


その他、生理前になると悪化していたリンパ腺の腫れや、

いろんな症状が改善へと向かいました。

老化の症状も改善し、髪が太くなってきて、

とても喜ばれていました。

セッションを始めてから7か月後に妊娠が判明。

最初に来られた時から考えると、ものすごいことです。

しっかりデトックスしたことで、

体に余力ができて、いろんな不調を修復する

エネルギーも戻ってきたのだと思います。


そして、妊娠するほどの力もできた。

デトックスをすることで、体に余力ができるという

とてもわかりやすい事例でした。

またホメオパシーのデトックス力のすばらしさも

存分に発揮されましたね。

この方は、出産後も定期的にセッションに

入ってくださっていました。

私のアドバイスを素直に受け取られる方だったので、

余計にレメディーが力を発揮したのではないかと思います。

素直は、うまくいく方の共通点ですね。


新潟のホメオパス笠原さんも、

なんと関節の腫れが改善した後に妊娠されたそうです。

こちら 実は妊娠する前、絶不調でした…


あと1つ、大切なポイントとしてお伝えしておきたいのですが、

いきなりデトックスをしていい場合と、

まずは土台を整えることから始めた方がいい場合が

あります。

長期に渡って薬剤をとってきている方などは、

いきなりデトックスすると

好転反応がしんどくなる場合があります。

不妊治療をされている方も大量の薬剤を使用されている場合は

それに当たります。

その場合、セルフケアで行うのではなく、

ホメオパスにかかっていただくことをおすすめします。

ご自分でできることは、まずマザーチンクチャー(薬草酒)で、

内臓を元気にしてあげることかなと思います。

それに関してはまた別の記事にしますね。



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