ほかの療法と比べて秀でているのは、
「デトックス力」ではないだろうかと思います。
ホメオパシーが妊娠サポートが得意なのも、
デトックス力ゆえという側面も大きい。
（それだけではなく、もっといろんな角度からのサポートが可能なのですが）
そこで、なぜデトックスと妊娠が関係あるのかを、
私なりに考察してみました。
現代人の私たちはいろんな毒素にさらされながら生きています。
息を吸うだけでいろんなもんが入ってくる。
だから、個人差はもちろんありますけれども、
徐々に蓄積していくものがあるわけです。
なかなか１００入ったものを即１００出せる体の人って
いないと思うのですよ。
だって、その前に消化吸収や、免疫活動や新陳代謝や・・・
あらゆる仕事を同時にこなしているわけですから。
そこにさらにデトックスもその都度するというのは、
毎日まめに部屋の掃除をするようなもの。
よっぽど余裕のある人か、掃除マニアかな～
でまぁストレスの多い現代人は個人差あれど
老廃物や毒素を徐々に溜めながら生きているとしましょう。
毎日はしっかり掃除できないとしても、
さすがにちらかってきたな～と思ったらたいていは掃除しますよね？
それが体でいうところの、風邪などの症状です。
たくさん鼻水出したり、炎症起こしたり、皮膚発疹出したりして、
体のお掃除をしているのです。
だから、症状がありがたいという話なんですね。
症状を無理に止めるということは、掃除も中途半端に終わるということです。
それじゃ体は困るので、また掃除しようと何度もがんばるんですよね。
だから薬で止めても症状は繰り返す。
でね。
そのお掃除をあんまりちゃんとしていないとしましょう。
それは体内にたくさんの毒素や老廃物を抱えた状態ということですね。
想像してみてほしいんですけど、
毒素がたまっていると、当然体の処理能力は落ちてくるんですよ。
ごみがたくさん溜まっている部屋で、効率よく動くことって難しくないですか？
置いてあるごみにつまづいたり、あれはどこにあったっけ？なんんて探しまわったり、そもそも居心地悪くてストレスだったり。
そんな効率の悪い状態でも、体は生きるためにいろんな仕事を同時にこなしています。
（体ってけなげなの・・・）
はい、ここでやっと妊娠の話が出てきます。
生殖の仕事というのは、ものすごくエネルギーを使う仕事なんですよね。
人間を作り出すわけですから。
だから、それが可能になるにはどれだけのエネルギーが残っているか？がカギになってくると思うんです。
老廃物の溜まった、効率の悪い体だった場合に、
さてエネルギーはどのくらい残っているのだろうか？？？
もし、老廃物があまりなくて、すっきりした効率の良い体だったならどうだろうか？
同じように妊娠したとしても、その先もなんか違うような気がしませんか？
ごみのたくさん溜まった部屋だと、余計なことにエネルギーを使わなきゃいけない。
だけど、片づいた部屋なら、他にエネルギーをもっていかれることが少なそうだと思いませんか？
基本的に、私のところに妊娠したいと来ていただく方には、
少なくとも１年は体作りが必要ですよ、とお伝えしています。
実際、私が関わらせていただいたケースでは、１年くらいで妊娠する人が多いからというのもあります。
無排卵など複雑な症状がある場合は２年くらいかかります。
（あくまで目安！）
その間に何をしているかといえば、デトックスです。
体だけじゃなく、心もなんですけどね。
そうやって体と心の準備が整った時に、授かると、
その後もとってもスムーズですよ
