昨日アップした「私がホメオパスになるまで①」の内容に共感したという感想をいただき、とても嬉しかったです。

そして②をアップすることを予定していたのですが、

今日しか書けない記事があるなと思ったので、②は明日にします。

ごめんねごめんね~

阪神大震災の日から20年。

22歳の時に灘区の自宅で被災して、20年。

(年がバレた。隠してないか。)

神戸の人は時系列を考える時に、「あれは震災前」「あれは震災後のことやから」と、震災を軸に話すことが多い(と思う)。

それだけ、みんなの人生がそこから変わったんだと思う。

私は震災を軸にして、約2倍の年数を生きてきました。

あの日、生かされた私。

「生き残ったんやから、やり残すことないようにこれからは生きていこう」

と決心して、上京しました。

そして、コンサート業界に入り、そこからホメオパスへの道へと続いていきました。

「ちゃんと生きよう」と決めた日から20年。

(厳密に言うと、震災からしばらくは呆然としていたし、生きるだけに一生懸命だったので、そう思ったのは数ヶ月経ってからのように記憶しています。)

今日は、友人のゆっぴちゃんがクリスタルハーモニクスYumikoとして開催した演奏会に参加してきました。

Yumikoちゃんのブログは 
こちら  Crystal Harmonics

クリスタルベル、クリスタルボウルの演奏会です。

体に心に魂に響く音色の中で、この20年を振り返りました。

20年前、愛する故郷神戸が変わり果てた姿になったことを思い出すと、今でも涙が出てきます。

あの時に経験したことはきっといつまでも忘れません。

だけど、私は震災によって目覚めさせられました。

一瞬にして人生が終わってしまった多くの命のことを想うと、いい加減に生きることはできなくなりました。

そう思いながらも、なんにもわかってなくて、

いろんな寄り道をして、病気にもなって、生きてきた。

だけど、その都度、自分にできる精一杯のベストな選択をしてきたんだなぁと思うとなんの後悔もない!

「ちゃんと生きよう」の意味合いはこの20年で大きく変化しました。

20年前は「自分を生きる」ということがわかりませんでした。

若かったしね。

20年経った今、「ちゃんと生きる」というのは「自分本来の命を輝かせる」という意味合いになりました。

私はなにをしたくてこの世に生まれてきたのか。

喜びも、安らぎも、悲しみも、怒りも、憎しみも、自分の中に湧き上がった感情はすべて味わいたいんじゃないだろうか。

苦も楽も経験したくて生まれてきたんじゃないだろうか。

そう思うと、どんなこともドンと受け入れようと思えるんです。

いや~それでも嫌なもんは嫌!ってなるけどね。

嫌!ってのも味わいたいんじゃないだろうか。

とか思ったら、本当にどんな状態でもいいんだなぁと。

腹の底から自分のまんまでいい!って思った時、命はもっと輝くんだなぁと思うわけです。

そして、ご縁のあるあなたのまんまで命輝くお手伝いもしていきたい。

そう気持ちを新たにすることができました。

震災から20年の日にふさわしい今日の演奏会でした。

Yumikoちゃん、本当にありがとう。


演奏会のお土産にいただいた、光曼荼羅さかいゆきこさんのポストカードと、Mow Candleのキャンドル。

ポストカードは何種類かがあったようで、それぞれに必要なメッセージをいただきました。

今夜はおうちでキャンドルナイトです


あなたは自分のまんまで生きていますか?