無排卵から自然妊娠したケース①
無排卵から自然妊娠したケース②
からの続きです。
見事、初潮から20年続いた無排卵月経を自己治癒力で克服したこの女性。
双子ちゃんを授かりました。
さぁ、ここからは妊娠中のサポートにうつっていきます。
妊娠してからのサポートもホメオパシーは大の得意です。
貧血や便秘など、妊婦によくある問題のサポートから、お薬をとれない妊婦さんだからこそ、風邪やちょっとした症状のあるときにはレメディーが大活躍します。
しかし、個人セッションで行う妊娠サポートは、そのような表面的なことだけではないのです。
妊娠期間を穏やかに過ごすための心のケアももちろんやります。
(それだけでも十分といえるくらい心のケアは大切ですね!)
しかし一番大きいと思うことは、赤ちゃんが両親から受け継ぐ遺伝的土壌(”遺伝マヤズム”とホメオパシーで呼ぶものです)にまでアプローチできるということです。
あーしかし、どんどん話が長くなってしまうので、この詳細はまた別の記事にしますね。
ケースの話に戻ります。
とにかく、遺伝的土壌へのアプローチを行いながら、股関節の痛みや心臓の負担をらくにするような対処をその都度、行っていきました。
しかしこの双子ちゃん、双子なのに一人でお腹にいるのと同じペースですくすくと育ちました。
結果、お腹はもちろんすごいことに。
週数が進んでいくと、お腹の張りがかなり強くなってきました。
Curp-ars.(キュープロムアーセニカム)12Xがお腹の張りを軽減してくれましたが、早産傾向が強かったため、早めに入院することになりました。
こういう時こそ、現代医学はありがたく、恩恵を受ければいいですよね。
そして入院中、張り止めのお薬を服用、それも効かなくなったら点滴というコースでした。
しかし薬の服用が始まってから、激しい動悸を手の震えが止まらなくなってしまったんですね。
それで、私にヘルプメールがきました。
ここでもレメディーが大活躍しましたよ。
レメディーをとると、動機と手の震えが半減したのです。
慎重にはなる必要はありますが、このような形で、薬剤を使いながらも、ホメオパシーをサポート的に使うことは可能です。
ですが、ここはホメオパスにおまかせいただいたほうがいいかな、と思いますので、どのレメディーをとったのかはあえて書かないでおきますね。
これは特殊な状況なので、全体を把握しないままお使いになるのはおすすめできないなぁと思います。
あとですね、入院中に一人が逆子になりました。
逆子のレメディーは有名なのがありますね。
Puls.(ポースティーラ)です!
このかたにもPuls.30Cをとっていただきながら、赤ちゃんに話しかけて説得していただきました。
母体は早産傾向で絶対安静の中、逆子のままだったら、帝王切開という瀬戸際でしたが、無事、定位置に戻ってくれました。
さて、そんなこともありましたが、赤ちゃんはすくすくと二人ともバランスよく育ち、いよいよ点滴を外し、自然分娩を待つときがやってきました。
19時に点滴を外し、23時前には無事出産。
2分差で、双子の男の子が生まれました。
双子の自然分娩では超安産だといわれたそうです。
陣痛が弱まってきた時に、Caul.(コーロファイラム)200Cをとると、また力強い陣痛が戻ってきてスムーズにいきました、と後ほど報告をいただきました。
結局、予定日より1ヶ月早いお産になったので未熟児でしたが、双子ちゃんは生まれた時から肉づきがよく、爪もしっかりと生えていて、皮膚も丈夫。
とても早産だったとは思えない立派な体です。
今も検診にいくと、「本当に肌が丈夫だね~」と保健師さんや看護師さんからも褒められるのだそうですよ。
見事な「ホメオパシーベイビーズ」の誕生です。
やはり、とても育てやすい赤ちゃんたちのようです。
ホメオパシーでケアしながら生まれてきた子のことをよく「ホメオパシーベイビー」と呼びます。
ほとんどの子が、とても落ち着いて穏やかなのが特徴です。
もちろんそれぞれの個性なので、敏感な子もいるのですが、
全体的には腹がすわっている感じがするっていうか、「師匠!」と呼びたくなるような雰囲気の子が多い。笑
私が主催するホメオパシーのお茶会には、そんなホメオパシーベイビーズが集まることがあるのですが、
その穏やかさに、初めて来られた人が驚くこともあります。
こういうケースを担当させていただくと、ホメオパスって本当にいい仕事だなぁと実感します。
これからもたくさんのホメオパシーベイビーズに出会えるのが楽しみです。
(この春から夏にかけても何人かのホメオパシーベイビーが生まれる予定
)いよいよ最後の記事、その④は、
ご本人に書いていただいたご感想です。
無排卵から妊娠したケース④