10/3 朝が来た。夫はちゃんと息をしている。さあ、病院に帰るぞ。
最難関は一階への階段下ろし。息子に仕事休んでもらい、おんぶで下ろす作戦。昨晩、私を背負わせて練習もした。ちゃんとできた。さすが力持ち。今や私より遥かに軽い夫なら、楽勝の筈。なんだけど衰弱してるからな、捕まってくれるか心配。
準備万端整えて、いざ開始!私がその1、2段先を歩き、息子が前傾し過ぎないようスタンバイ。1、2、3段、声を合わせながら息子は余裕で降りてくる。が突然、夫が怖い!と叫び、背中からズリ降りてしまう。階段に尻をつき、尺取り虫のように降りるという。仕方ない。2段降りては息を整え、ゆっくりと時間をかけて降りきった。計画とは違ったけど、無事降りれたのは何より。
皆で車に乗りこみ、道に出たところで夫に「頑張ったねー」と声掛けたら、夫は息子に謝る。「きっと、お前には楽勝で何も問題なかったんだろうけど、おぶさってる方は目線が高くて、感じ方が違うんだよ。パニクってごめんな」。そうだね。介護される側にならないと分からない事、たくさんあるんだろうな。
無事、病院に到着。
再来受付を済ませると、今までにない早さで診察室に案内された。