家に到着して、鍵をあけ、補助しながら夫を車から下ろして玄関に入れる。すると、両手をつきながら這うようにして、一人で階段を登って行った。
慌てて追いかけていくと、夫は転がり込むようにソファに横たわる。このソファは実はかなり寝やすいけど、病院のベッドにはかなわない。申し訳ない。でも夫がそこからもう一階上に上がってベッドに行くのはもう無理だ。
家に到着したのが11時くらい。着替えも辛いと拒み、昼食もパスで、ずっと眠り続けた。夕方、夕食の希望を聞くと冷やし中華という。この夏、頻繁に出したお気に入りの商品と色々果物を買ってきた。20時に飲まなくてはいけない薬があるから、それに合わせて提供しても、もうしばらく寝ると、なかなか食べてくれない。漸く起き上がって、箸をつけるが食べられたのは僅かにふた口。以前は薬も全部自分で飲んでいたのに、食事が済むと、薬ちょうだい、と弱々しく頼まれる。実は薬の袋から私が準備するのはこれが初めてなので、どれをいつ何錠飲むのか、慎重に確認しながら用意。
大変な事になったぞ。火曜日の通院日までにこの人を死なせてしまうのではないか、一気に心配MAX
前の日の電話で、大事な話があると言っていた。帰宅直後からいつ話されるのか、待ち構えていたけど辛そうでそれどころじゃなかった。薬を飲み終えたタイミングで、水を向けた。
漸く目をパッチリ開いて話をしてくれる時が来た。
続く