正確に言えば、目が黄色いと発見したのが日曜日。その日の午後から私は友人一泊旅行で、高熱で動けないとかヤバそうな症状がある訳でもないし、翌日に医者に必ず行ってねー、と言って割と気軽に考えて予定通り出かけたのだった。
で、胆管詰まりのLINEを貰ったのが夕方、日光からの特急電車の中。青ざめた。夫はその間に一度自宅に戻って入院の荷物を自分で整えて病院に入っていた。
「何だかこれから検査に時間かかるらしいんだよね」。困った事に、その3日後から私は海外出張。そんな直前じゃ代役手配出来ないし、行くしかない。でも事情話せばきっと行かなくても何とか許して貰える。相当悩んだが、夫は、どうせ病院はコロナ体制で家族も一切面会出来ないし、キャンセルされても役に立たないから行って来いという。
後ろ髪引かれる思いでアメリカへ。この時のLINEのやり取りは、もう時間が経ちすぎて残ってない。既に記憶が曖昧な部分もある。が、その日にどんな検査を行い、内視鏡が辛かったとか、メシが不味いとか、そんなメッセージをやり取りし、そしてどんどんと高まる癌の可能性。景色の良いホテルの部屋で毎晩怖くて怖くて涙が止まらず、朝になって腫れた目を何とか元に戻そうと格闘したのを良く覚えている。
続く