10月25日は、蠍座新月

 

「水」の星座、蠍座で始まる今回の月のサイクルは、「情」がテーマになりそうですね。

蠍座が象徴するものの一つに、「母性」があります。

母性・・・その解釈は幅広く、様々な捉え方ができますが、私が感じる蠍座的な母性、それは「強さ」です。

蠍には、敵を一撃する毒があるように、蠍座的な母性とは、いざとなったら発揮できる、秘められた強さが含まれていると感じます。

 

女性は母親となることで、お姉さん時代には全く気づいていなかった自分の底力・・・隠し持っていた「強さ」を知ることになります。

「守るもの」が出来たときに、いざとなったら余計な飾りも、上辺の取り繕いも忘れて、強くもなるし、恐い存在にもなれるのです。

・・・守るものがあると、こんな事ができるんだ!?と新しい自分に気づいたりもします。

守るものに対して強く在ることができる自分・・・その境地は、どこか清々しくて心地良かったりしますよね。

 

守るべきは、もちろん子供だけでなく、老いた親、助けが必要な人々だったり。

飼っているペットなどにも、そうでしょう。

守りたいと、力を捧げる対象がいる時に、辛くても限界を超えることができる自分を知ります。

そんな時は、不思議に心が満たされているのですよね。


守ってもらう側から、守る側への移行。

蠍座新月から始まる日々は、そんな経験をすることになりそうですね。