このカテゴリに久しぶりに書く記事がコレとは情けない。

まずいろいろ買って手をつけて放り投げる癖をなんとかしたいのだが、近年の私は長時間の読み物がつらくて、ゲームも同じ感じといったところだ。
文字を目で追って想像力を働かせるという能動的な作業がしんどいときに、ゲームという媒体はまず画像や音楽で手助けしてくれるので受動的になれる。楽なのだ。
だがそれさえ辛いということは鬱の波が深いんだろうなと言いざるをえまい。


・SWEET CROWN
・恋の花咲く百花園
・薄桜鬼


「SWEET CROWN」については「面白いが話が重くてなんとなーく手をつけられない」状態。
一年は放置している。あと二人攻略すればたぶんコンプ。


「恋の花咲く〜」は発売前に意気込んでSwitchに投資したはよいものの、いざフタを開けてみると面白みのひとつも感じず、主人公が初出勤するシーンから設定に矛盾を感じて投げた。あーTAKUYOさん無難に安牌をうっておけばいいものを何故ヘンに冒険しちゃったんだ……。

これは誰かを攻略したいとかときめきたいという気持ち以前の問題だった。心配になって調べてみたら案の定、シナリオの無茶苦茶さは序の口で声優さんの演技すら危うかったらしい。何のためのフルボイス仕様なのか考えてくれぃ。


「薄桜鬼」、なぜ今なのか分からないが買ってみた。私くらいの年齢の乙女ゲーマーは誰もが通る道で未プレイ者などいない名作のはずなのだが、何故か今まで忌避していた。忌避?違うな、うーん、あえていうなら恥ずかしかったのだ。

薄桜鬼がアニメ化されていた頃はちょうど中学生〜高校生くらいで、クラスの子たちはキャッキャッとあのスチルがいいだのなんだのと言っていた。
他方で私はギャルゲーに目覚めたばかりの鍵っ子だったので、当時PSPに移植されたばかりの「リトルバスターズ!」に夢中だった。

ギャルゲーのほうがHだったし、耳年増な私は「あんなので満足するなんてガキね……」と小バカにしながら、内心羨ましかったのだ。
そして年月は過ぎ……今に至るというわけです。




こっぱずかしいな〜、いや、確かに美麗なグラフィックが揃ってて甘やかしてくれる仕様だと知ってても、Hシーンがないと物足りないのではないかと思ってしまう。