有さんとお泊まり会をした。
2週間前に提案して、念願のお泊まり会だ。
以前、一度だけお泊まりしたことはあったけど、その時は帰したくなくてそのまま泊まることになって、次の日の朝は有さんに迷惑をかけてしまったし、気兼ねなくのんびりしたかったのだ。
夕御飯を食べて、ホテルまでのんびり歩いて、のんびりテレビをみて、朝まで一緒に寝て。
凄く幸せだったし、楽しかった。
それでも、やっぱりジレンマがあって、こうやって二人でずっと一緒いたいけど、離婚するのは簡単ではないし、それをさせてしまっていいんだろうか思うけど、自分はそれでも諦められなくて有さんのいない人生は考えられなくて、どうしたらいいか分からなくなってしまった。
『離婚してほしいって、もう言わないよ。』
『どうして?迎えに来てくれるって言ったでしょ?』
『どんどん好きになるからこそ、どうしたらいいのか分からなくなる。』
有さんを抱きしめて、離したくない気持ちと、有さんに負担をかけたくない気持ちがごちゃごちゃになって、涙が溢れた。
『私の気持ちは決まってるよ。迎えに来てくれるって約束したでしょ。』
有さんが抱きしめ返してくれて、どんどん涙が溢れたけど、気付かれないように隠した。
辛いのは有さんも同じたから。
二人で決めた未来だ。
離婚までは色々辛いことや面倒なこともあるかもしれないけど、有さんがしんどくないように、自分も一緒に頑張ればいいことだ。
今は辛いことがあるかもしれないけど、それは二人が幸せになるためで、二人で協力して生きていくための、ちょっとした試験問題。
この先だって、色々あるだろうけど、二人で話し合って協力して、人生を楽しんでいけばいい。
有さんがいない人生は、もう考えられないから、だから迎えに行くから、待っててください。