赤盤青盤リスニングパーリー
さて11月11日の1が4つ並ぶこの日は前日購入したビートルズの赤盤青盤のリスニングパーリーで買ったばかりのCDを聴く瞬間てのはドキドキするよなというか今回のは何十年も前から聴き倒してきたものやから音源自体は既知というかまあそれでもミックスが大幅に異なるので聴く価値は十分にありむしろそのミックスの違いが聴きどころなわけでこの日は昼下がりに赤盤の二枚を聴いた後些事を済ませ本格的に聴きはじめたのが夜の19時頃でまた赤盤から聴き直し勿論酒を飲みながらなわけでありますが酒も酒のアテも二の次で適当なもんでええわと今更ながらのキリン秋味をやりながらの食すはワイの得意料理のひとつ
ソーセージイタメターノ
でちなみにソーセージは香薫で
個人的に言うならばもう40年以上聴き続けているビートルズのニューミックスを酒を飲みながら聴くというのも時の流れを感じずにはいられないというか非常に感慨深いものがあり60年前の音源がこの令和の時代にAIの技術を以てして新しいサウンドで蘇るというのが何とも感慨深いというか感無量というか初めてビートルズを聴いたときのあの感動が甦るというか当たり前体操やけど普通に何十年も聴き続けているっていうのは何気に凄いよななどと思いつつもそんな個人的な思いとはウラハラにおそらくはこの無駄に長い文章を真面目に一語一句きっちりと読んでいる人はまずいないと思うので言葉は紙コップに注がれる終わらない雨のように流れて溢れ出すのです。
というわけで赤盤青盤、とりわけ注目は赤盤よな。
これがもう最高やった。
音の定位がセンターに来ていてそして分離がくっきりはっきりしていて素晴らしい。
個人的に良かったのは
I Saw Her Standing There
She Loves You
I Want To Hold Your Hand
Help!
あたりで、もちろん「ラバーソウル」からの収録曲も良かったです。
全体的にドラムの重厚感が増しており迫力があってかっちょいい。
青盤のほうは何といっても
I Am The Walrus
これに尽きるわ。
この曲って途中からモノラルになっているんですよ。
そして後半フェイドアウトの「リア王」の部分とかもう別物になっててあのサイケさや狂気さが増してるというか、ジョンは「この曲には100年経っても飽きない何かがある」みたいなこと言ってたようなのですがクセになる謎の魅力があるのです。
あとはクロスフェイドしていない
A Day In The Life
Back In The U.S.S.R.
Dear Prudence
このあたりもマニア的・オタク的には貴重よな。
つーわけで山崎を飲みながらループで聴いていくのです。
いい酒を飲みながらいい音楽を聴く、最高にして最強。
あと今回の赤盤青盤には多くの曲が追加されているのですが、
選曲に偏りがあるのでは?
と多くの人が思ったのではないでしょうか。
まずはカヴァー曲の収録。
Twist And Shout
Roll Over Beethoven
You Really Got A Hold On Me
これらは別に入れなくても良かったんちゃうの?と思います異論は認めます。
次に追加曲にジョージの曲大杉。
6曲も入っているのは何故なのか。
いやジョージの曲がアカンとかじゃないんやけど、正直なところ
Within You Without You
I Me Mine
は入れなくても良かったというか、インド曲のウィズイン~を入れるのであれば
The Inner Light
を収録してほしかったですね。
それからジョンの
I Want You (She's So Heavy)
これも青盤に入れる曲ちゃうやろと思った人は多いはず、知らんけど。
あとアルバムの偏りがあることというか、
With The Beatles
Beatles For Sale
からもうちょっと入れてほしかったと思います。
イットウォントビーロングとかノーリプライとか。
ホワイトからの収録曲もLPで言うところの一枚目のA面に偏ってますよね。
グラスオニオン入れるんやったらヘルタースケルターとかヤーブルースとか、ワイならそうしたね。
さらに言うなら1995年と96年の「新曲」である
Free As A Bird
Real Love
の2曲を赤盤のほうに入れてほしかったです。
なんやオマエ文句ばっかり言うてないか?
と思う方もいるかも知れませんが、いやいやこれも愛情の裏返しなのですよ。
愛こそはすべて。
個人的には
You Can't Do That
Hey Bulldog
が収録されてるのが超嬉しかったです。
さてこれにて怒涛のCD購入ラッシュは終了、大量の音源を聴きまくりながら2023年の残りを突っ走ります。
よいお年を。