さっき、「もう五歳の〇〇とは会えないのかあ」と何度もハグしてやった。
永遠にこの感触を忘れないようにと。
でも、忘れなければ辛い時もきっとある。
前々から思ってることだけど、世のお父さんお母さんは、かわいがった子供が大人になって行くことに耐えられるのがすごい。
もちろん、俺も乗り越えるだろうし、多くの親たちがそうであるように子供たちが小さい頃の思い出をずっと心の奥に大切にしまって行くんだろう。
子供が騒いでウザい時は「これで俺も乗り越えられそうだ」とポジティブに考える。
俺はラルクが好きで、だからもちろん大好きな曲はたくさんあるのだが、その中でマイベストには入らないものの、とても好きな曲で「未来世界」ってのがある。
「瞳の住人」と同じでhydeが息子のことを思って書いた曲と言われてる。この「瞳の住人」はマイベストに入れるくらい好きだ。
で、この「未来世界」、歌詞がいい。曲調も歌詞に合ってていい。静かな曲だがhydeのボーカルは強い。
自分の子供時代に思い描いた夢のある世界、未来の風景。
それらは大人になって現実に生きる今、どこにもないか、或いはとても生きてる間には実現しない遠い未来の話・・・的な曲だ。
そんな中でも最高な部分がこれ↓
〜信じてたら 行けたの? 未来世界へと
僕は叶わなかったけど
君なら行ける きっと
銀河系を抜け出て アンドロメダへと
僕は叶わなかったけど 君に会えて 充分〜
僕は叶わなかったけど
君なら行ける きっと
銀河系を抜け出て アンドロメダへと
僕は叶わなかったけど 君に会えて 充分〜
部分というかほぼ半分なんだが笑
この、「僕は叶わなかったけど」ってところ。
hydeこの時40前半くらい。人生の半分を過ぎてる。
俺はもっと年取った親だけど、今時分この歌詞を実感してる。
変に解説する必要はないし、hydeの言いたいことも俺とはズレてるかもしれない。
でもこの「君なら行けるきっと」というところ。
ここに多くの思い詰まってんなあ〜って。
オモチャで散らばる部屋を見ると腹立つ時もあるけど、いずれオモチャの一つも転がってない時期が来るのかと思えば、この腹立ちも感謝でしかない。
俺も小さい頃、オモチャで遊んでたけど、彼らは話して、躍動して、手からビームも出した。動かない体なのに自由に手足を動かしていた。
でも子育てできません苦笑
95パーは妻のおかげです。