かなり昔
第一子妊娠中だから30年以上前の事ですが
当時は今のように禁煙とか分煙とか
飲食店でも皆さん普通にタバコを吸える時代でした
妊婦健診後 疲れたので
あるファストフード店に入って
座ってちょっと休みたいなと
お店の中はそれなりに人は多くて
空いていた席は
隣のボックス席には高校生の男子グループ
制服を着ているけどタバコを吸ってる
高校の先生がいろんな店舗を
回っていれば怒られていたでしょうけど
お店側はあえて注意もしないような時代でした
私はタバコ吸ってる男子高校生の近くの席
そこしか空いてない
嫌だな…
でも大きなお腹で
疲れたから座りたい
しょうがないからそこに座りました
そうしたら
男子高校生のグループの中の1人が
私の方を見て
妊婦だってわかり
仲間たちにタバコをやめるように言ったんです
最初 怖い系のお兄ちゃんたちの
近くの席で
ちょっと休んだら
そそくさと店を出ようと思っていましたが
見た感じは怖い系だったのに
妊婦に気遣いができる高校生男子がいて
びっくりしたと同時に
ちょっと心があったかくなりました
私はお店を出る時に
男子高校生たちに
気遣ってくれてありがとうと
声をかけて店を出ました
その日の帰りは
なんかほっこりした気持ちになれたし
今でも嬉しかった出来事です
周りに気遣える人に
私もなりたいと思いました