絵本は、子どもが生まれる前から好きだった。
『たいせつなこと』
たいせつなことを忘れないように、ときどき読みかえす。
英語版も。
『パンやのくまさん』
日々のささやかな営みの尊さよ。
自分のするべきことを真面目に続けて人に喜ばれることの尊さよ。
『ちいさなねこ』
吉祥寺の古本屋かどこかで見つけて一目惚れして買った本。20年以上前に買ったけど、当時すでに古かった。写実的な絵の茶トラ猫が可愛く、お話も素敵で心温まる。表紙のブルーも好き。
ねぼすけスーザのシリーズは、スペインを舞台にしている牧歌的で家族愛や人情あふれる優しいお話。
オリーブが大好きな自分にとって、こんな村に生まれていたらこんな暮らしもあったのかな、と想像を巡らすのも楽しい。
『ビロードのうさぎ』
とにかく絵が美しくて、お話もいつも何度でも涙が出そうになってしまう。子どもが生まれた後で出会った本で、何回も読み聞かせてあげたけど読み聞かせに適さない本