米国アカデミー賞国際長編部門ノミネートでも話題になった、
役所広司主演、ヴィム・ヴェンダース監督作品『PERFECT DAYS』を題材に

蔦屋書店にて開催されたトークイベントに参加しました。

 

ヴィム・ヴェンダースと共同脚本・プロデュースを担当した高崎卓馬氏をメインゲストに、

さらに特別ゲストにレコーディング・エンジニアマスタリング・エンジニア音楽プロデューサー、

作曲家、空間音響デザイナーのオノ セイゲン氏を迎えての1時間40分のトークイベントは、

制作秘話満載の映画好きにはたまらない、濃密で刺激的な内容でした。

 

イベントのテーマが「映画と⾳」

前半は高崎卓馬氏が映画『PERFECT DAYS』の制作秘話を語り、
後半はヴィム・ヴェンダース監督作品の過去作品などのブルーレイディスクの

再マスタリングをされたオノ セイゲン氏が映画の音響についてのマニアックな

講評を披露していただきました。

 

オノ セイゲン氏は「映画は映画館で視聴するもの」
最近はパソコンやスマホでも視聴できるが、特に音響は映画館でないと
作品が損なわれてしまう。
映画の評価は
1、作品のシナリオ
2、演者
3、音
とこの3つが積み重なって、最高の作品となる。

私は映画『PERFECT DAYS』は昨年の公開直後にすぐに観ましたが、

高崎卓馬氏の撮影秘話を伺い、もう一度、映画館で観ようと思いました。

 

まだ、観てない方、是非、映画館に行ってくだい。