2004(平成16)年3月31日に竣工した割と新しい? ダム。


【小里川ダム】へ観光にやって来た




小里川ダム 





 
位置/北緯35度19分42秒、東経137度18分10秒
河川/庄内川水系小里川
型式/重力式コンクリート
堤高/114m
堤頂長/331.3m
堤体積/750千㎥
流域面積/55k㎡( 全て直接流域 )
湛水面積/111ha
総貯水容量/15100千㎥
有効貯水容量/12900千㎥




 
俺はいつからダムマニアになったんだ


まぁ気にするな手
 
 
穏やかに流れる小里川だが、昭和47年7月の集中豪雨で、恵那市山岡町をはじめとする庄内川(土岐川)上流部に甚大な被害をもたらした髑髏


当時の社会経済が著しく発展していたことと、都市河川である庄内川(土岐川)流域にある名古屋市をはじめ、近年都市化が著しい春日井市、尾張旭市 や陶都の瀬戸市、多治見市、土岐市など流域への洪水による浸水被害を防ぐため、昭和50年4月、庄内川水系工事実施基本計画を改訂し、洪水調整機能のあるダムを建設することになったのが始まり1
 
 
何にせよ美しい


青空に映える人口建築美だ。


ただ、人が入らないように写すのはかなり至難の業汗


汗ばむ陽気の中、じっと我慢してパシャリを繰り返す


高さが100mをゆうに越えているため、見下ろす俺の足も若干ブルったりビビる
(高所恐怖症の人はムリやと思う





小里川ダム2 




小里川ダム8 




堤体内も見学でき、驚くことに、堤体中腹に下界を見渡せるバルコニーも有している。


そこから見上げてみた



小里川ダム3 



小里川ダム4 



その堤体は、自然景観との調和、管理施設の機能とデザインの両立、掘削面は極力修復の3点に配慮したらしいへぇー

 
更にエレベーターで下降


堤体内はハンパなく涼しいのも水のなせるわざか・・・寒中お見舞い申し上げます


このコンクリートが壊れたら・・・


違う涼しさが俺の背中を走る


外へ出ると、先ほどまでいた場所が遥か上部に見える。




小里川ダム5 



小里川ダム6 



小里川ダム7 


まさに、直線的なデザインの中に、曲線も上手に取り入れ、見飽きない素晴らしいデザインキラキラ
 
 
ダム堤体の下流面は、常用洪水吐導流壁を左右2列の半円形断面(直径9m)とし、非常用洪水吐部にも半円形導流壁(直径1m)を配置しているところが特徴。


縦の動線を基調とし、構造物としての美を強調したダイナミックさは、見る者全てを魅了する。

 
 
そして、“おりがわ湖”と呼ばれるダム湖の底には・・・。




小里川ダムからの眺め 



先般の台風の影響か、深いグリーンではなく、白濁としたグリーン色だったのが気になったが、この水が人々の暮らしを潤していると思うと感慨深い。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【小里川ダム】
 
岐阜県瑞浪市陶町